佐々木蔵之介と北村有起哉が伝説の舞台「BENT」を再演!先月、東京公演を終え、全国での公演が決定している同作の魅力に迫る!
第2次大戦下のドイツでナチスにより迫害され、虐殺された同性愛者たち。その悲劇を描くイギリスの舞台「BENT」は、'79年の初演時のイアン・マッケランを皮切りに、リチャード・ギア、日本でも役所広司や椎名桔平と多くの名優に演じられてきた。今回の主演は、舞台での評価も高い佐々木蔵之介。キスシーンはもちろん、男性を相手にセクシャルな表現がたくさんあるこの作品に、頭を丸刈りにしてまで挑んだ。
佐々木が演じるゲイの主人公マックスは、男と一夜の関係を結ぶことを繰り返す享楽的な男。しかし、ヒトラーのゲイ弾圧によって、ダンサーとして働くゲイの恋人と共に街を追われることに。ついにナチスに捕らえられたマックスは強制収容所送りになる。その道中、恋人は陰惨なやり方で殺され、マックスは収容所で生き延びるために、誇りや良心をかなぐり捨て、ズルく立ち回ることを選ぶ。そんな中、同じくゲイの男性ホルストと出会ったマックスは、次第に彼に引かれていく…。
舞台では衝撃の結末が待っている。8/17発売の週刊ザテレビジョン34号では、このレポート全文のほか、WEB版の未公開カットも掲載する。
本嶋るりこ
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