東京・台場で開催された世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2016」の最終日、新潟を拠点に活動するAKB48の姉妹グループNGT48が登場した。
メイン会場となるHOT STAGEに「overture」が流れるとNGT48が現れる。AKB48からNGT48に移籍し、キャプテンを務める北原里英が「新潟からやって来ましたNGT48です! きょうはお手柔らかにお願いします」と語り「言い訳Maybe」を全力で熱唱。
続けて、AKBの夏ライブの定番曲「Everyday、カチューシャ」、名曲と名高い「重力シンパシー」で序盤から畳み掛ける。
最初のMCでは、全員で「皆さんこんにちは『NGT48』です」とあいさつすると、ファンからは“推しメン”コールが沸き起こる。北原が「私たちNGT48は、AKB48グループの5番目の国内姉妹グループでですね、新潟県を拠点に活動させていただいています。今回、この『TOKYO IDOL FESTIVAL』初参加ということで東京にやって来ました」と自己紹介。
本間日陽は「すごいですね! TIFは総勢300グループが出るということなんですけど、NGT48はその中でもピカイチのパフォーマンスをしたいと思います! よろしくお願いします」と爽やかにアピールした。
そんな中、北原は「他の(アイドルグループの)ファンを片っ端からNGT48に“推し変”してもらえるように頑張りたいと思います。先日行われたAKB48グループ大運動会で、何と優勝したんですよ!」と、8月6日にさいたまスーパーアリーナにて行われた「第2回AKB48グループ チーム対抗大運動会」で初出場・初優勝という快挙を達成したことを報告し、喜びを分かち合った。
その後、新潟の見どころを歌詞に盛り込んだ「NGT48」では、荻野由佳がセンターを務め、会場をさらに盛り上げる。
興奮冷めやらぬ中、メンバーの自己PRでは山田野絵が得意だという「パントマイム」を披露し、小熊倫実は「早口言葉」、中井りかは「よいしょー」の掛け声でファンの心を釣り上げた。
5曲目の「ヘビーローテーション」では、センターの“かとみな”こと加藤美南が得意のアクロバットをダイナミックに繰り広げ、会場を大いに沸かせ、ライブの定番曲「君のことが好きだから」ではアイドル感満載の中井がセンターに立ち、雰囲気だけでなくファンの心をわしづかみに。
7曲目「大声ダイヤモンド」と怒涛(どとう)の人気曲をメドレーで披露した。
アイドル好きだという山口真帆は、TIF初参加の感想を「まだ結成1年目のNGT48が『TOKYO IDOL FESTIVAL』に出させていただいてとっても光栄です。ありがとうございます!」と感想を語り、「皆さんNGT48のファンになってくれましたか? NGT48の地元の新潟までは東京から新幹線で2時間で行けるので、劇場にもぜひ遊びに来てください! 待ってまーす!!」とアピール。
そして最後は、“神曲”ともファンの中でも話題のNGT初のオリジナル曲「Maxとき315号」を、高倉萌香が堂々とセンターとして務め上げ、締めくくった。