古舘伊知郎が司会を務める大型バラエティー番組「古舘伊知郎 バラエティ新番組(仮)」(毎週日曜夜7:00-8:54)が、今秋からフジテレビ系でスタートすることが決定。古舘は「第4学区」以来、約16年ぶりにフジテレビのレギュラー番組を担当する。
フジテレビがゴールデン・プライムタイムに2時間枠のバラエティー番組(※単発枠を除く)を編成するのは、古舘も司会を担当した「夜のヒットスタジオDELUXE」以来およそ27年ぶりとなる。
古舘は日曜のゴールデンタイムということについて、「2時間という長丁場。しかも、日曜のゴールデンと言えば、大河とバラエティーが居並ぶ大激戦区。この番組にタイトルを付けるとしたら『今日もお台場の風強し』(仮)。楽な枠などあるわけはない。だから自分を厳しく戒める。還暦過ぎた男が“一日一生”と思い、まい進するのみ」とコメント。
さらに、「やりたいことは、報道を12年やった男の娯楽番組。世の中というものは、どんな時代だって矛盾だらけ。例えば、医学が進歩して薬やサプリがこんなにあふれているのに、本当に健康ですか? 家族もディズニーランドに行った時は、一家団らんの笑顔だが、帰りの電車では個々がスマホをいじって仏頂面。アトラクションで揺られなければ、笑顔にはなれないのか?」と疑問を呈する。
そして、「そんな今、自分が引っかかっていることを娯楽に変換して視聴者の皆さんを楽しませたい。殺伐とした時代に、笑って癒やされるアロマオイルのような番組。パロディー、風刺精神を忘れずに。見た後に『そうだよなぁ~』とかみ締めてもらえるような“壱岐島の剣先するめ”のような読後感のある番組。月曜から、『また頑張ろうかな』と思えるような番組を目指したいと思います」と語った。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)