林修「タレント寿命延ばしたのは“擬人化”」

2016/08/10 20:00 配信

バラエティー

「ギジンカイメイ」の試写会に登場した林修(C)NHK

8月25日(木)夜10時25分から放送される「林修先生の見れば納得!ギジンカイメイ」(NHK総合)の試写会が行われ、MCを務める林修が出席した。

同番組は、目に見えないものの仕組みなどを“擬人化”で説明するバラエティー。例えば「人前で緊張してしまう仕組み」は、田中要次らが出演する刑事ドラマ風のVTRで紹介する。

試写会後の会見に登壇した林は、「擬人化で物事を説明するのは、予備校でもずっとやっていましたが、それを最新の技術を使って大きなスケールで行う番組です。僕は絵が下手なのですべて言葉で説明するのですが、こんなふうに映像で見るとより分かりやすく感じました」と語った。

林と“擬人化”の縁は深いようで、「擬人化といえば、中学時代に読んだ『荘子』が思い浮かびます。王様に対して、ずっと例え話で道理を語るところが印象深かったですね」とコメント。しかし、取材陣の反応が薄いと見るや「くれぐれも、中学で『荘子』を読んだという自慢じゃないですからね!」と念を押した。

また、“擬人化”はタレントとしても助けになったという。

林は「'13年からテレビに出始めましたのですが、その時は『今でしょ』を言うのが仕事だったんです。(タレントとしての)賞味期限は3カ月といったところです。その後、物事を説明する仕事がくるようになったのですが、その題材に“擬人法”があったんです。

普通に説明しても面白くないので、『“花が笑う”と言っても、花が本当に笑うわけはない。擬人法とはツッコミが入れられるもの』としたのですが、それからも一つ足して説明をするように心掛けました。それで寿命が延びたと思います」と“芸能界を生き残る仕組み”も明かしていた。

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