自称“ド文系”大江麻理子が「WBS」で理系に学ぶ!

2016/08/12 22:30 配信

芸能一般

WBSの企画「“理系”に聞く!世界の未来」で川村元気氏(左)と対談する大江麻理子キャスター(右)(C)テレビ東京

テレビ東京系で放送中の経済ニュース番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」(毎週月~金曜夜11:00~11:58)では、8月15日(月)・16日(火)の2夜連続で特集「“理系”に聞く!世界の未来」を放送することが分かった。

この特集では、映画プロデューサーとして「電車男」('06年)、「告白」('10年)、「モテキ」('11年)、「バクマン」('15年)など数々のヒット作を生み出し、小説「世界から猫が消えたなら」も累計130万部を超えるベストセラーとなった川村元気氏とWBS大江麻理子キャスターの対談が実現。

国内外で活躍する理系の研究者やクリエーターとの対談をまとめた著書「理系に学ぶ。」を世に送り出した川村氏との対談で、今なぜ理系が注目されるのかを解き明かす。

そして、大江キャスターはスタジオを飛び出し、最先端の現場で活躍する理系人を取材。自らを「『ド』がつくほどの文系」と自認する大江キャスターが「理系のサイエンスとテクノロジーが世界をどう変えていくのか?」「これからの理系・文系のあり方は?」を独自の目線で明らかにする。

大江キャスターが取材した理系人、1人目は人間の脳神経細胞をモデルにした学習機能“ディープラーニング”を活用した人工知能研究の先駆者・東京大学大学院の松尾豊特任准教授。大江キャスターは松尾研究室で映し出された、ある男性の顔に隠された事実に驚く。

もう1人は世界初の人型ロボットスマホ「ロボホン」を開発し注目を集めるロボットクリエーターの高橋智隆氏。鉄腕アトムに憧れコミュニケーションロボットを一人で作り続ける高橋氏のラボで大江アナはあるものを見つける。

それぞれの分野の最先端を走る2人の理系人への取材で、大江キャスターは何を発見し、日本や世界の未来をどう考えるのか、注目だ。

■WBSメインキャスター・大江麻理子のコメント

私自身「ド」が付くほどの文系で今まで全然理系に触れてこなかったのですが、宇宙飛行士の野口聡一さんにインタビューをしたのをきっかけに宇宙が好きになり、理系に興味を持つようになりました。

WBSの中でも「ニッポンの素材力」というコーナーを作るなど、理系に接点を持ちながら仕事していました。 川村さんも私も同学年で、同じ文系。同じようにふと理系に興味を持つようになり、そこから逃れられなくなった人ということで著書を読んで共感しました。

これまでは「文系だから」「理系だから」とお互いの領域に踏み込んではいけないと勝手に思い込んでいましたが、今回の取材で今や文系・理系でくくれるような壁は溶けてなくなっていて、私たちが使っている技術は文系・理系が融合し具現化したものなのだと気付かせてもらいました。

視聴者の方も今、世の中がどういう方向に進んでいるのか興味ある方が多いと思います。例えば車の自動運転技術のように10年前にはなかったものが10年後にはスタンダードになっているかもしれない。そういう時に理系の新しい技術を知っておいて、新たな発想・新たな考え方を取り込めれば、生活に生かせるかもしれない。

「発想を転換して知らない分野に踏み出すことで得られるものがある」ということが今回の特集を通して見えるといいなと思います。