アップアップガールズ(仮)の、月1回のレギュラー番組が8月10日(水)夜10時から「AbemaTV」でスタートした。
番組は、アップアップガールズ(仮)の大パーティーチューン「パーリーピーポーエイリアン」のライブで華々しく幕を開ける。
だが、番組名が当初の「アップアップガールズ(仮)月1レギュラー!『アイドルアップデート計画(仮)』」ではなく「アップアップガールズ(仮) アイドルが武道館 借りてみた、けど…」で、内容もさまざまなサプライズを仕掛けていくものだと告げられ、メンバーはあぜんとしてしまう。
動揺する7人に追い打ちをかけるように、アップアップガールズ(仮)が所属するYU-Mエンターテインメント社長兼マネジャー・山田氏が登場。
「アプガを愛するあまり勢いで独立し、勢いで武道館を押さえたのですが、どこをどうやっても赤字で、彼女たちの望むような演出ができないという状況」と明かす。
不安を感じるメンバーに対して、日本最大級のクラウドファンディングサービス「makuake」の担当者が「AbemaTVを見てくださっている多くの皆さんに、メンバーさんのやりたいことへの情熱が伝われば、きっと武道館での夢はかなうと思います」と説明。
山田社長もメンバーも「Makuake」プロジェクトの実施を依頼し、番組中にプロジェクトが開始した。
ここから、メンバーそれぞれが武道館でやりたい演出のプレゼンをすることに。「ただ夢を語るよりも、チャレンジカードに書かれたむちゃなお題を頑張ってやり遂げた方が、より視聴者に夢への思いがしっかり届く」と提案され、それを実践していくことが決定。
「みこしに乗りたい」という仙石みなみには“日本武道館まで走って、写真を撮って帰ってきて”というお題が出され、武道館まで往復10kmのマラソンに出発する。佐保明梨は「氷柱割りをやりたい」と声を上げると、“今から何かを破壊してください”のお題に応え、バット折りを成功させた。
新井愛瞳は「誰もやったことがない、新しい演出をやりたい」と語ると、心臓の鼓動がリアルタイムで届くアプリ「Heartsync」を紹介。そして“見せてもらおうか、18歳の心臓の鼓動を”というお題で、箱の中身を当てることになる。
だが、時間内に正解できず、箱に入っていた揚げたサソリを食べる羽目に。サソリに恐怖を感じつつ新井が食べると、「もう1人メンバーで食べられる人は?」との声に森咲樹が名乗り出る。サソリにかぶりついた森は、新井と共に文字通り苦虫をかむ表情を見せ、心拍数はぐんぐん上昇した。
佐藤綾乃は「衣装のプロデュースをしたい」と語った後、“これまでの衣装で生着替え”のお題から、1分間でのスタジオ生着替えに挑戦。着ていた衣装を脱ぎ捨てながら、ギリギリで衣装チェンジに成功する。
関根梓は、「私たちが日本武道館に立つまでの軌跡を形に残したい。ドキュメンタリーフォトブックを出したい」と熱弁。“すごいドキュメンタリーを作れる人に会いに行って”のカードに、関根はきょとんとした表情になる。岩尾望、吉田豪、嶺脇育夫氏(タワーレコード株式会社 代表取締役社長)らゲストも含めて相談し、誰かドキュメントを作れる人に会いにいこうという結論に達した。
森咲樹は「私たちのことを輝かせてくれるステージセットが欲しい」と嘆願するも、カードには“誰かに借りてくればいいじゃん”という、ざっくりとした言葉が。結局、小林幸子や大物アーティストに豪華なセットを借りられないか頼みにいくことになる。
古川小夏は「自ら、物理的に発光したいんです」「私、ミラーボールになりたい」と自らがセットの一部になりたいと語るも、番組の終了が差し迫り、古川のテーマは次回に持ち越しとなった。
ここで、仙石が武道館までのロングランを約1時間で走り、クタクタになってスタジオに帰還。武道館の前で撮ったたまねぎポーズの写真を見せ、無事ミッション成功。ラストは7人で「アッパーカット!」を歌い、初回放送を終えた。
放送を終え、仙石は「武道館、マジで遠かったです。いきなりのムチャぶりで10kmのマラソンは、ほ~~んとにキツかったです。足の指にマメができちゃいました。でも、武道館を成功させるためにも、たまねぎ目指して必死で走りました」と振り返る。最後に、『Makuakeプロジェクト』のご協力と、番組の応援、よろしくお願いします!!」とメッセージを送った。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)