池上彰が先輩・橋本大二郎に「やりにくいですねぇ」

2016/08/18 06:02 配信

バラエティー

8月20日(土)夜7時54分から「池上彰のニュースそうだったのか!!『実は知らないことだらけ! 日本のこと』3時間SP」を放送(C)テレビ朝日

8月20日(土)夜7時54分から「池上彰のニュースそうだったのか!!『実は知らないことだらけ! 日本のこと』3時間SP」(テレビ朝日系)が放送される。

池上彰がさまざまなニュースを分かりやすく解説する同番組に、「ワイド!スクランブル」(毎週月曜~金、第1部朝10:30-昼0:00、第2部昼0:30-1:45テレビ朝日系)のMC橋本大二郎と「羽鳥慎一モーニングショー」(毎週月曜~金曜、朝8:00-9:55テレビ朝日系)のキャスター・羽鳥慎一が初出演。

池上と橋本は共にNHK社会部の記者で、先輩後輩の間柄。1年先に入局した橋本に、池上は原稿の書き方を厳しくたたき込まれたという。

これまで池上が橋本の番組にコーナーを出演することはあったが、池上が自らの番組に先輩・橋本を迎えるのは初めて。

池上は「やりにくいですねぇ」と言いながら、“実は間違いだらけの日本語”コーナーでは早速、「大二郎さん一番の得意分野。私が分からないことは、大二郎さんに丸投げします」と先制攻撃。橋本は後輩からのイジリに「まさか、こんな日が来るとは…」と約30年前の自らの行いを悔いる場面も…。

池上は「大二郎さんとはNHKの社会部で2年間ご一緒しましたが、すごく厳しかった。今はすっかりいいおじいちゃん風ですが、あれは装っていますね(笑)。昔は私が原稿を書くと『論理的につながらない』『あいまいだ』『要するにどういうことだ』と、ギリギリ詰められる。原稿の書き方は本当にしごかれました。もちろん、そのおかげで成長できたと思っています。収録はそりゃもう、楽しかったです! 先輩をいじることもできましたしね(笑)」と振り返った。

そんな池上と橋本の熱い戦いに割って入る羽鳥。池上、橋本、羽鳥と情報エンターテインメント系の番組でメインMCを務める3人がそろったことで、普段めったに長引かない収録が、予定を1時間近くもオーバーするという事態に。池上は「二人のせいに違いない(笑)」とニヤリ。

池上は「羽鳥さんとは、『ズームイン!!SUPER』(日本テレビ系)時代にレギュラーコメンテーターとしてスタジオでご一緒したり、ロケにも行ったりしましたので、よく知っています。面白い人ですよね。あのとぼけ方は(笑)。きょうの収録でも、大二郎さんも羽鳥さんも本当は答えを知っているくせに…と思うところもありましたよ(笑)」と明かした。

また、天皇制や皇室を取り上げるコーナーでは、橋本が経験に基づく豊かな見識を披露。昭和から平成へと時代が移る当時、橋本がキャスターを務めていたNHK夜9時のニュース番組に、池上がリポーターとして宮内庁から昭和天皇のご容態を中継していたということもあったという。

そんな中、若い世代代表として中丸雄一、Mr.KINGの高橋海人も初参戦。17歳で現役高校生の高橋は、実生活に関係ある“日本の教育問題”をはじめ、さまざまなテーマに事務所の先輩・中丸と積極的に参加。高橋は「今、声変わり中なので…」と長時間に及ぶ収録中に声が低くなっていく(?)という珍現象も。

そんな高橋について池上は「若手の高橋君も頑張ってくれました。かわいらしかったですね。この番組にはいろんな世代や知識量の人に出てもらうことが大事なので、彼が今の典型的な17歳ということではないでしょうけど、同世代の皆さんにも親しみを持って番組を見ていただければと思います」と語る。

そして、今回の見どころを池上は「直接的にニュースを解説するというのではなく、日本に暮らしていて意外と知らないこと、私たちが使っている日本語の意味や教育、お金の使い方など、何気なく見逃していることをあらためて取り上げていきます。日本が今どのような状況にあるのか、夏休みだからこそゆっくりしてじっくり考えていただくきっかけになればと思います」とアピールした。