映画「世界から猫が消えたなら」のBlu-ray&DVDが、11月16日(水)に発売となる。
同作品は、川村元気による130万部突破のベストセラー小説を実写映画化したもので、余命わずかの「僕」と僕が生きるために消してしまった「かけがえのないもの」の物語。
郵便配達員の主人公(佐藤健)は、脳に悪性の腫瘍ができてしまい余命わずかの宣告を受けてしまう。ショックでぼうぜんとする主人公の前に、突然自分と同じ姿をした悪魔(佐藤・二役)が現れ、「世界から何かひとつ、物を消すことで、一日の命をあげよう」と提案。主人公は悪魔の提案に乗り次々と物を消していくが、何かを消すと大切な人たちとの思い出も一緒に消えてしまう…といったストーリー。
Blu-ray&DVDの豪華版には、佐藤、主人公の元彼女を演じた宮崎あおい、永井聡監督、川村の4人が、メーキング映像を見ながら作品を振り返る「スペシャルメイキング ビジュアルコメンタリー」や、完成披露舞台あいさつ、初日舞台あいさつ、その他のイベントの模様を収録した特典映像などのオリジナルコンテンツが満載。また、初回生産限定で全編未公開カットブックレットが封入されている。
「スペシャルメイキング ビジュアルコメンタリー」では、メーキング映像を見ながら作品を振り返るという新しい形式に佐藤は「すごく新鮮で、ついつい(メーキング映像を)見入ってしまう」と苦笑い。
一方の宮崎も、自身が出演していないシーンのメーキングを見て「こんなふうに撮影されていたんだぁ」と興味津々。
また、本作の撮影で初めて南米を訪れたという佐藤は、アルゼンチンの街中での撮影映像を見て「実際に初めて行く街だから、本当に観光しているみたいで楽しかった」と振り返った。宮崎も「撮影終了後に(イグアスの滝の)滝つぼツアーに行った」と思い出を告白。
撮影を終えた2人は、「個人的に特別な作品。思い入れも強いし、俳優人生の中でも特別な勝負作。ぜひ手元に置いて、何度でも見てもらいたい」(佐藤)、「今回はメーキングを見ながらだったので、初めて『こんなことがあったんだ』と知ることもあり、新しい見方ができる特典映像になったと思います。大事なテーマが詰まっている作品で、何かを考えるきっかけになると思うし、誰かの何かを変えるきっかけになる作品なので、ぜひ何度も見てほしいです」(宮崎)とそれぞれアピールした。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)