来年実写映画化されることが決定した福士蒼汰主演×本広克行監督の「曇天に笑う」に、若手実力派俳優・桐山漣が出演することが分かった。
桐山は、大けがを負って曇神社に行き倒れていたところを天火(福士)に助けられて以来、曇天三兄弟と生活を共にしている金城白子を演じる。
金城白子は、優しく面倒見がいい性格で、天火の親友であり、空丸(中山優馬)や宙太郎(若山耀人)にとっては、もう一人の兄のような存在。
明治新政府をつぶし、再び一族を繁栄させようとたくらむ風魔忍者の末裔(まつえい)であるが、一族からは追われた身である過去を持つ、影のある役どころだ。
本作は、今年6月21日にクランクインし、舞台となる滋賀をはじめとしたロケーションを経て、'17年春に完成、'17年中に全国公開の予定。
天火、空丸、宙太郎の曇天三兄弟、そして、右大臣直属部署・犲(やまいぬ)のリーダー・安倍蒼世(あべのそうせい/古川雄輝)や犲隊員たち、抜け忍で曇家の居候・金城白子、風魔一族の長・風魔小太郎…と、強く美しく戦う男たちが多数登場する物語。
キャラクターの魅力満載で、派手なアクションも満載、そして笑いや感動も満載の空前絶後のエンターテインメント大作を目指す。
桐山のオフィシャルインタビューは下記の通り。
――原作・脚本を読まれた時のご感想は?
原作から読ませていただいたのですが、すぐに世界に引き込まれました。登場人物1人1人の生きざまが余すことなく描かれていて、すてきな物語に携われることに鳥肌が立ちました。
脚本は話としては映画の骨組みとしてはシンプルでとても分かりやすかったです。300年に一度、古くからの言い伝えが現実になりつつある中で何が正義なのか、誰の目線でも見られる作品であるなと思いました。
――クランクアップされたばかりですが、監督の演出はいかがでしょうか?
役の気持ちに寄り添って演出してくださるので、お芝居していく上でとても居心地が良かったです。クランクアップしたばかりですが、もう既に曇天の撮影現場が恋しくもあります。
――手応えはいかがでしょうか?
まだ完成していないので、何ともコメントはできませんが、集中してこの役に身をささげることができ、没頭できました。白子の心の動きのさまがどう見ている人に伝わるか楽しみでなりません。
――撮影現場の雰囲気はいかがでしたでしょうか?
キャスト陣が男性のみにもかかわらず、男臭くなく笑いの耐えない現場でした。特に三男のキラトがかわいくて段々と役を越えて本当の弟のような感覚にもなりました。
――「金城白子」という役への意気込みは?演じて、難しかった点は。
ある時は曇家の母のようであり、ある時は鋭く風魔らしい狂気的な面もあり、いろんな顔を持つ人。
謎が多い役であると思いました。本当のところはどうなんだろう、せりふ1つ1つをひもといてくのが難しくもあり楽しくもありました。作品が決まってから誰よりも白子のことを考えて来たので、ご期待いただければと思います。
――アクションへの気概はいかがでしょうか?
本作をやるに当たり食事制限やトレーニング、アクションに必要なものを準備してきました。白子のどこか狂気で芯のある強さを意識してやらせてもらいました。
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