杉田智和が語る「クラシカロイド」のサブリミナル効果

2016/08/25 18:19 配信

アニメ

梶裕貴、杉田智和、藤田陽一監督(写真左から)(C)NHK

NHK Eテレで、10月8日(土)よりスタートするアニメ「クラシカロイド」(昼5:30-5:55)の試写会が行われ、藤田陽一監督をはじめ、ベートーヴェン役の杉田智和、モーツァルト役の梶裕貴が登壇した。

同番組は、音楽で町おこしをする地方都市に住む高校生・歌苗(かなえ)と奏助(そうすけ)の前に、突如ベートーヴェンとモーツァルトが現れることから始まるコメディーアニメ。

“クラシカロイド”と名乗るこの2人が奏でる音楽“ムジーク”には奇妙な力があり、星が降ったり、巨大ロボが現れたりの大騒動が繰り広げられる。

杉田は、「ベートーヴェンというキャラクターに声をあてる前、『じゃじゃじゃじゃーん』という皆さんがよく耳にするであろう『運命』を、アフレコ現場の音響監督の前で口走ったところ『そういう面白くしようとするのいらないから』と言われ、演技の方向性が固まりました」と、ベートーヴェンというキャラを演じる上でヒントになったエピソードを明かした。

梶は、「アフレコは結構先まで進んでいるので、1話の内容に触れるのは久しぶりでした。もっともっとふざけていく作品です。そんな中に感動する話があったり、言い方は悪いですが“くだらな過ぎるエピソード”もあったりします(笑)」と、どたばたコメディーが展開される作品の魅力を語った。

また、劇中ではベートーヴェンがギョーザを美しく焼き上げることに情熱を注いでいるシーンが多く登場する。

そのことに対し、杉田は「収録が終わった後に島崎信長が、『ギョーザ食べたい』と言っていたのですが、作品のサブリミナル効果が出ているのかな」と考えを巡らせると、梶は「やっぱりサブリミナル効果でしょうか。信長君に誘われて、小松未可子さんと共にギョーザを食べに行きました」と、収録後の思い出を告白した。