「SKE人生に悔いなし」柴田阿弥が涙と笑いの“卒業感謝祭”

2016/08/27 00:58 配信

芸能一般

同期のメンバーに囲まれ笑顔の柴田阿弥(中央)(c)AKS

SKE48柴田阿弥が8月26日、名古屋・Zepp Nagoyaにて「SKE48柴田阿弥卒業感謝祭~でも阿弥ちゃんからは卒業しません!~」と題した“卒業コンサート”を開催。同期の4期メンバーである犬塚あさな竹内舞都築里佳高木由麻奈木本花音酒井萌衣および研究生らとともにステージに立った。

柴田は2010年、SKE48に4期生として加入。2013年の「AKB48選抜総選挙」で前年圏外から17位にランクインして一躍注目を集め、「有吉反省会」(日本テレビ系)で「過剰なカメラ目線」を反省し話題になったこともあった。

この日、オープニングで柴田は、ミュージカル「AKB49〜恋愛禁止条例〜」のキャラクター・浦山実に扮した姿で登場した。ことし4月の同公演再演時、この役どころで主演(Wキャストのひとり)する予定だったが、学業の都合で降板。「SKE48で唯一やりのこしたこと」として劇中のシーンをステージにて再現し、客席からは笑い声が漏れていた。

続いてオープニング曲として、SKE48の12thシングル「美しい稲妻」を柴田がソロで妖艶に歌い上げる。しかし、サビに入る前に相川暖花(研究生)が登場。「言いたいことがあるんですが…阿弥さん、(この曲)選抜じゃないですよね」とツッコミ、観客は再び爆笑に包まれた。

その後柴田は、AKB48のシングル選抜入りを果たした「心のプラカード」を同期メンバーと歌うなど、合計21曲を披露(※「コケティッシュ渋滞中」のみ参加せず)。なお、セットリストは柴田本人が考えたものだという。

また途中には、「4期生としてSKE48に加入した直後」を題材にした寸劇、さらに「柴田阿弥のシバイブラジオ」と題した“架空ラジオ番組”のコーナーも。後者では、研究生の相川暖花、高畑結希、水野愛理から出た「最初にカワイイと思ったのはいつ?」「阿弥さんから卒業したらどうなる?」といった“直球”の質問に、それぞれ「中1です」「おそろしすぎて言えません。覚悟しとき」と回答して、会場は大いに盛り上がった。

アンコールでは、この日のために作られたピンクのドレス姿に。MCでは同期の4期メンバー、およびファンに感謝の気持ちを伝えていた。そして「わがSKE人生に悔いなし! みんな、本当にありがとう。また会いましょう」と手を振ってステージを去った柴田は、ロビーにてファンひとりひとりを最後までお見送りして、SKE48としての“卒コン”を終えた。

柴田阿弥コメント全文

「きょうは平日にも関わらず、ここにお越し下さった皆さん、配信(※ニコニコ生放送)を見ていただいた皆さん、本当にありがとうございます! 私はSKE48に入るまで無趣味だったし、何にも熱中したことがなかったんですけど、SKE48にだけは夢中になれました。私の6年間の全てでした。思い返してみると楽しいことばかりじゃなくて、苦しいことの方が多かったのかなって気もするんですけど、どんなときも、いいときでも悪いときでも支えてくれたファンの皆さんがいてくれたから、苦しいことも乗り越えられたし、笑い話にすることができました。

SKE48に入って、どんなときも支えてくれる皆さんと出会って、私は分かりました。本当にファンの皆さんが大好きです。皆さんは私の“アモーレ”です。これからは、次のステージに、皆さんを私が連れていきたいと思います。私はSKE48 を卒業しますが、私からは卒業しないでください。本当に、本当にファンの皆さんが大好きです。これからもよろしくお願いします。

私はこの先どんなに辛いことがあっても、きょうのこと、ファンの皆さんのことを思い出して、乗り越え、絶対に自分の夢(※SKE48を卒業後はソロタレントとして活動する)をかなえようと思います」

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