大河ドラマ「真田丸」(NHK総合ほか)で真田昌幸を演じている草刈正雄、吉野太夫を演じた中島亜梨沙が、北海道・沼田町を訪れ、「夜高(ようたか)あんどん祭り」に参加した。
沼田町は、北海道のほぼ中央に位置する町。「真田丸」作中で昌幸がこだわり続ける沼田(群馬・沼田市)と同じ地名ということが縁で、沼田市とお互いの特産品を販売し合うなど親交を深めている。元々、沼田の町名は、およそ120年前に沼田喜三郎がこの地を開拓したことが由来で、沼田町によれば、この喜三郎の祖先こそ群馬県沼田市の出だったという。
草刈は、「沼田町あんどん祭りを楽しみにして来ました。空港からの美しい田園風景にも心癒やされましたが、山車を見て、故郷の北九州の祇園太鼓を思い出し、ワクワクしています」と笑顔を見せた。
また、「“沼田”は私が演じる真田昌幸が最後までこだわっていた大切な場所。『真田丸』の沼田が縁で、沼田町と沼田市の交流が始まったということはうれしく、縁の不思議さを感じています。物語はいよいよ佳境。昌幸の2人の息子たちもどんどん成長していき、その過程を私自身も楽しみに演じています。皆さんどうぞご覧ください」と語った。
さらに、札幌市出身の中島は「道産子の私ですが、沼田町に来たのは初めてで、あんどん祭りも初めて。お招きいただき大変うれしいです。実は、群馬県沼田市の真田丸イベントにもお邪魔しましたが、舞台地ということで大変な盛り上がりでした。その沼田がご縁で、こうして北海道にも『真田丸』の熱気が伝わり、北海道出身としてもうれしいです」と地元の人々の“盛り上がりに興奮。
続けて、「私にとって、『真田丸』は新たな役柄を開拓できた大切なドラマ。草刈さんのすてきな色気に負けないよう、一生懸命、色気のある太夫を演じました。昌幸様と一緒に北海道に来られて光栄です」と草刈とのイベント出演を喜んだ。
「夜高(ようたか)あんどん祭り」の見せ場は、高さ7m、長さ12m、幅3m、重さ5tという大型あんどん同士がぶつかり合う「けんかあんどん」。
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