柴田阿弥がSKE48卒業公演「次のステージにワクワク」

2016/08/31 23:23 配信

芸能一般

アンコールでは、卒業に合わせて作成されたピンクのドレス姿に(c)AKS

8月31日、SKE48劇場(名古屋)にて柴田阿弥の“卒業公演”となるチームE「手をつなぎながら」公演が行われた。

8月26日に、Zepp Nagoyaにて“卒業感謝祭”を行い、この日がSKE48としての活動最終日を迎えた柴田。 開演前の“影アナ”(※場内アナウンス)では「きょう私は、泣くでしょうか? 泣かないでしょうか?」と明るく観客に問いかけたが、SKE48人生の集大成を最後まで涙なしで全うしている。

そのラストステージでは、自身初のセンター曲「あうんのキス」を同期の4期メンバー(犬塚あさな、⽵内舞、都築⾥佳、⾼⽊由⿇奈、木本花音、酒井萌衣)と一緒に歌い上げたほか、ユニット曲「この胸のバーコード」、卒業ソング「サヨナラが美しくて」などを披露。

アンコールでは同期の酒井が手紙を読み上げた後、柴田が卒業にあたっての思いをファンに向けて語りかけた。そして「この曲名のとおり、どこにいても気持ちはひとつだと思います」(柴田)として、全員で「遠くにいても」を歌って、卒業公演は幕を閉じた。

なお、柴田はSKE48を卒業後、ソロタレントとして活動していく。

柴田阿弥コメント

私にとって、SKE48はこの6年間の全てでした。芸能界の入り口はSKE48だったし、とても大切に思っています。アイドルになるまでは何にも心が動かなくてサイボーグみたいだった私に、挫折、感動、喜び、うれしい気持ち、悔しい気持ちを教えてくれたのはSKE48でした。

私はSKE48に入るまで、「人生は個人戦」だと思っていました。でも、それは私の間違いでした。

SKE48に入っていろんな人と出会って…私、本当に協調性がなくて、いろんな人に迷惑をかけたし、メンバーと打ち解けるのも時間がかかったんですけど、この6年で私にも本当に心を許せる、大切な仲間ができました。

この6年間で一番学んだことは「人の温かさ」です。どんなときも支えてくれるファンの方の温かさに触れて、本当に「人間っていいな」と思いました。

きょう私はSKE48を卒業します。卒業発表前は「不安になるかな?」と思っていたんですけど、次のステージで新しいことができるワクワクが、自分の中で日に日に募るのをこの2カ月間感じていました。

私は必ず夢をかなえます。私の夢はファンの方の夢でもあると思っています。だから、私が勝手に諦めるわけにはいかない、という責任感でいっぱいです。

どんなときも負けないし諦めないし絶対に夢をかなえるので、ステージは変わるけど、これからも私について来てくれるとうれしいです。

SKE48に入って、知らなかったことをたくさん学ぶことができました。私は皆さんに「諦めなければ最後に必ず笑える」ということを教わりました。だから、これからは私がそれを伝えていきたいと思います。

きょうは本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします!

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