ドラマ「好きな人がいること」(フジ系)に出演中の桐谷美玲、山崎賢人。桐谷演じる美咲、山崎演じる夏向の恋模様に胸をアツくさせる女子が急増、SNS上でも大きな話題となっている。Twitterでのつぶやき件数が今クールでダントツに多い“スキコト”から、ファンが支持する名シーンを紹介、その撮影エピソードを桐谷&山崎にインタビュー!
ウエディングパーティーを2人で成功させ、美咲をクルーザーで海に連れ出した夏向。「今日のお前、かっこ良かったんじゃん?」とねぎらうなど、態度が軟化し始めた。
桐谷「2話のごほうび・夏向の“カッコ良かったんじゃん”は、私自身もドキッとする言葉かな。ちゃんと見ててくれた感じがしてすごく好き」山崎「『好きな人がいること』では、そういう夏向のセリフって多いんだよね。第1話でおにぎりを渡したときの“そっちの方がうまいから”とか」桐谷「でも、“カッコ良かったんじゃん”のシーンは驚いたよ」山崎「何が?」桐谷「本読みのときにやったことをそのままやったから」山崎「ああ、メイクを拭うとこ?」桐谷「そう。メイクを拭うはずなのに、何かをつまんむんでしょ?」山崎「(笑)」
秋以降も「SeaSons」で働き続けることが決まり、千秋と花火大会に行く約束もして幸せそうな美咲。しかし夏向は「行くな、花火大会」。意外な反応に、美咲は戸惑う。
山崎「シーン的にも、物語の流れ的にも難しかったのがこのセリフ。このシーンで第4話は終わりだったじゃないですか。そこで終わるというのをどう見せたらいいのかなと思って。それに物語的には、その日が花火大会じゃないんですよね(笑)。翌日でもなくて、数日後。夏向と美咲はその時間をどんなふうに過ごしたのかなって。もし、花火大会当日のセリフだったら、美咲の腕をグッとつかんで“行くなよ”って言っていたと思うから。そういうところも含めて、テストでいろいろ考えながら言ったセリフでしたね」
花火大会当日、千秋は楓(菜々緒)の元へ。「好きな人がいるって、こんなに苦しんだね」と傷つく美咲に夏向は優しい言葉を掛け、「俺がいんだろ」と美咲を抱きしめた。
山崎「こういうセリフって、夏向自身はドキッとさせたくて言っているわけじゃないんだよね。自分の気持ちを伝えているだけ。だから、演じるときはそのバランスを取るのが難しい」桐谷「そう言いながら、テストでは肩を組んできたよね?」山崎(笑)桐谷「一瞬、“私は友達なの?”って思ったんだよ。肩に置いた手でなぜかリズムを刻んでいるし」山崎「(笑)。でもね、夏向はここで気持ちをストレートにぶつけたから、そこからはもう止まらないというか。1回気持ちを出したら止まらない男らしさがあるんだよね、夏向には」
大雨の中で美咲を待ち続け、夏向は風邪をひいてしまう。かいがいしく世話をする美咲に、夏向は「そばにいてやりてえって。それって好きってことだろ」と思いを伝える
山崎「強い男が風邪を引く。ギャップの魅力があると思ったんだけど」桐谷「私は、山崎くんは本当に天才だと思った瞬間だったな。あの時、顔ムニュするでしょ? 台本にも“片手で顔をつかむ”って書いてたよね?」山崎「書いてあった(笑)」桐谷「本番じゃなかったけど、なぜか私の頬を引っ張ってきて。ふざけてないんだよね。本気でそうなっちゃうところがすごいと思って」山崎「“じゃないッスよねえ”って、すぐに気付いたよ(笑)」
有名レストランとのコラボイベントに向け、夏向と美咲はオリジナルメニュー作りに没頭する。納得できるものを作り上げプレゼンに臨むが、プロデューサーの尚美(池端レイナ)の反応は厳しいものだった。
9話で夏向と千秋の間で揺れる乙女心が描かれた後、最終話では美咲に大きなチャンスが訪れる。「最終話では、美咲がチャンスに賭けるか店に残るかの選択を迫られます。当初、恋も仕事もうまくいかなかった女の子が、恋を取り戻したことで仕事でも成長を遂げる、物語はそんな方向に向かいます」(藤野P)。恋を選ぶか、仕事での成長を選ぶのか。美咲の決断に注目!
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お互いの“スキトコ”=好きなところ をあいうえを作文したりと、ほっこりトークも。インタビュー全文を掲載している。
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