ウィル・スミスは日本のあのヒーローが好きだった!

2016/09/07 12:01 配信

映画

映画「スーサイド・スクワッド」に出演するウィル・スミスと福原かれん(写真左から)の合同インタビューが行われた

DCコミックスのスーパーヴィラン(悪役)たちが、世界を救うため半ば強制的に奮闘する映画「スーサイド・スクワッド」が、9月10日(土)より全国で公開される。

ウィル・スミスが命中率100%のスナイパー・デッドショット、マーゴット・ロビーがジョーカー(ジャレッド・レト)に恋する“悪カワ”ヒロインのハーレイ・クインを演じる本作。

今回は来日したウィルと、妖刀「ソウルテイカー」を操る女侍・カタナを演じ、本作で映画初出演を果たした福原かれんに、お互いの印象や撮影中のエピソードなどについて話を聞いた。

「彼女は初めての映画だというのが信じられないほど、そうそうたるキャストの中で、自信や強さを持って自分の個性を出していたのが素晴らしかった」と福原について話すウィル。

すると福原は「最初のリハーサルから緊張はピークだったんですが、デヴィッド・エアー監督をはじめ、大作に出ているウィルやマーゴ(マーゴット・ロビー)が私のような入ったばかりの役者もウェルカムで仲間に入れてくれました」と振り返り、「みんなが打ち解けるため、セットに大きなジムや、ビリヤード台とかDJブースのある、みんなでご飯が食べられるような場所を作ってくれたんです」とウィルが自費で共演者のためスタジオにプレイルームを作ったことを明かした。

そんなウィルは、殺し屋・デッドショット役について「初めは人からお金を取って全く知らない人を殺すという心理がよく分かりませんでした。4カ月くらいかけてデヴィッド・エアー監督といろいろ話をして、『彼らは自分の行為を正当化していて、正しいことをしていると思っているからこそ、そういうことができるんだ』と理解したら、楽に演じられるようになりました」と役作りでの苦労を告白。

そして、福原に一番魅力を感じる男性ヴィランを尋ねると、福原を見ながら「当然そうだろ?(笑)」とおどけるウィル。これには福原も「もちろん(笑)」と笑顔を見せると、「キャラクターはシリアスなんですけど、普段はジェイ(・ヘルナンデス)が一番面白いと思います。でもブーメラン(ジェイ・コートニー)も、カタナとのストーリーがあるとしたら性格がすごく違うので、相性が合うのかとかを見るのが楽しみですね」と質問に答えた。

さらに、子供の頃に憧れたヒーローやヴィランなどのキャラクターを聞くと、ウィルからは「ウルトラマン! 一番好きなヒーローです」と日本を代表するヒーローの名が。一方、福原は「ドラえもんです。毎年クリスマスはドラえもんかドラえもんのポケットを欲しがってました(笑)」と、幼い頃のエピソードを明かした。

また、9月11日(日)の「人生のパイセンTV」(夜0:30-1:00フジテレビ)では、先日行われたジャパンプレミアの様子などが放送される。