市川知宏「曇天に笑う」で中山優馬のライバルに?

2016/09/15 08:00 配信

芸能一般

「曇天に笑う」で、右大臣・岩倉具視直属部隊「犲(やまいぬ)」の隊員・武田楽鳥役を務める市川知宏

'17年に実写映画化される福士蒼汰主演×本広克行監督の「曇天に笑う」に、大蛇(オロチ)の発見と破壊を目的に結成された右大臣・岩倉具視直属部隊「犲(やまいぬ)」の隊員・武田楽鳥役で、若手注目俳優・市川知宏が出演することが分かった。

市川扮(ふん)する武田楽鳥は、隊では一番の下っ端の末っ子キャラクターで負けず嫌いなところもあり、曇空丸(中山優馬)のことをライバル視している。現在は副隊長である鷹峯誠一郎(大東駿介)に剣の指導を受けている。そんな市川はこれが初の本格時代劇アクション挑戦となる。

本作は、天火(福士)、空丸(中山)、宙太郎(若山耀人)の曇天三兄弟、そして右大臣直属部署・犲のリーダー・安倍蒼世(古川雄輝)や犲隊員たち、抜け忍で曇家の居候・金城白子(桐山漣)、風魔一族の長・風魔小太郎…と、強く美しく戦う男たちが多数登場する。

キャラクターの魅力満載で、派手なアクションも満載、そして笑いや感動も満載の空前絶後のエンターテインメント大作を目指す。'17年に全国ロードショー予定。

市川のオフィシャルインタビューは下記の通り。

――原作・脚本を読まれた時のご感想は?

大蛇討伐という目標にむかう曇天三兄弟の絆や犲の闘志などがそれぞれの登場人物ごとに描かれていて、各人物から目が離せない魅力の多い作品だと感じました。

脚本を読んでみてもそのそれぞれの役柄の魅力がたっぷりと描かれており、キラキラしているので、きっと各キャラクターを好きになる作品だと思いました。

――クランクアップされたばかりですが、監督の演出はいかがでしょうか?

本広克行監督は作品に入る前の衣装合わせの段階から、こちらが気になって聞いたことに対してプラスアルファの答えやアドバイスを下さり、すごく優しくて丁寧な方だという印象があります。

現場に入ってからもそれぞれの役を大切にして下さり、演出も感情やキャラクターを繊細に意識して下さり、本当に愛がある監督だと思いました。

――手応えはいかがでしょうか?

熱く面白い作品に仕上がってること間違いなしだと思います。現場でも全キャスト、スタッフの皆さんが汗を垂らし一丸となって作り上げた作品ですし、その作品への気合いが本編にも必ず表れていると思います。期待して下さい!

――撮影現場の雰囲気はいかがでしたでしょうか?

今回キャストがほぼ男性で年齢も比較的近かったので、いい意味で気を使わずとても話しやすい現場だったと思います。特に犲の皆さんとはほぼ全シーン一緒で、いる時間も長かったので、とても楽しく過ごさせていただきました。

殺陣や犲の登場の時など、さまざまな場面で犲のみんなで案を出しながら作り上げられた時間がとても貴重でした。

――「武田楽鳥」という役への意気込みは? 演じて、難しかった点は?

僕が演じさせていただいた武田楽鳥は、犲の中で一番若く新人というところをまず意識しました。他の4人には天火との思い出もありますし、犲という特殊部隊の重要性やプライドがある中で、武田はその環境に徐々に揉まれ気付いていく様子が見せられたらと思ってました。

そして、大蛇討伐の本番の時には犲の先輩たちと同じくらいの気概を持ち、肩を並べられるくらい逞しい存在にならなければならなかったので、武田の熱い部分を出す工夫を試行錯誤しました。

――アクションへの気概はいかがでしょうか?

今回、本格的なアクションは初めてだったのでとにかく練習する機会を用意してひたすらやらせていただきました。さらに犲は強くいなければならない役だったので、アクションをする上で、キャラクターの見せ方も意識して練習していました。

力を入れすぎると弱く見えてしまったり油断すると腰が引けて見えてしまったり、当たり前ですが難しい点が多かったです。また本番のスタートがかかってからの一瞬のやりとりがすごく神経を使うものだと知った現場でした。本当に貴重な経験をさせていただきました。