濱田岳、西田敏行と深い絆で「釣りバカ」特番撮影中!

2016/09/18 06:00 配信

ドラマ

ドラマ「釣りバカ日誌」特別編を撮影中の濱田岳と西田敏行。三重・伊勢志摩の海でニッコリ!(C)やまさき十三・北見けんいち・小学館/テレビ東京/松竹

テレビ東京系で'15年10月クールに放送された濱田岳西田敏行出演の「金曜8時のドラマ『釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~』」がスペシャルドラマで復活する。

'15年の連ドラは、国民的映画シリーズ「釣りバカ日誌」完結から5年後に、シリーズ初の連続テレビドラマとして放送。

主人公の“釣りバカ・サラリーマン”ハマちゃんこと浜崎伝助を濱田が演じ、パートナーのスーさんこと鈴木一之助を映画版でハマちゃんを長年務めた西田が演じたことで話題に。

2015年の東京を舞台に、ハマちゃんの新入社員時代をコミカルに描き、平成28年日本民間放送連盟賞番組部門<テレビドラマ番組>優秀賞を獲得するなど好評を博した。

SPドラマでは、ドラマ版初の地方ロケを敢行。入社から1年が経過しさらにマイペースになったハマちゃんが三重の伊勢志摩に出張することに。スーさん、ハマちゃんの彼女・みち子(広瀬アリス)、ハマちゃんの上司・佐々木課長(吹越満)もなぜか伊勢志摩に向かうことになり、旅先でさまざまな騒動が起きる。

濱田は再びハマちゃんを演じることに「衣装合わせをすると、西田さんや(故・)三國(連太郎)さんたちが作り上げてきた世界観をあらためて意識して、やっぱり緊張しました。しっかりふざけなきゃいけないなっていうプレッシャーもあるんでしょうね(笑)」とおどけてみせた。

また、地方ロケについて聞くと「僕自身、 釣りバカの地方での釣りシーンは、一人のファンとしても楽しみにしていました。撮影していると、すれ違う漁船の漁師さんが喜んでくれたり、地元の方の応援がすごくうれしかったです。あらためて先輩たちが作りあげた“釣りバカの力”を実感した瞬間でもありました」と感激しきりの様子。

加えて「釣りバカの地方ロケ恒例だと聞いていた、(お酒も入った)夜のミーティングにも連日参加できました(笑)。西田さんと一緒に参加できたのは光栄でした」と尊敬する西田と貴重な思い出ができたことを振り返った。

一方、ことし1月末に自宅ベッドから転落し、頸椎亜脱臼のけがで6月中旬まで入院していた西田は「『釣りバカ』の特番の話はあったのですが、入院中は、けがのことを考えると撮影出来るのか不安でした。でも、入院中にハマちゃん(濱田)がお見舞いに来てくれたんです」と、濱田とのエピソードを告白。

そして「元気をもらってね。撮影までには復活しなくちゃなという気持ちになりました。今ね、こうして釣りバカの現場に立っていられるというのが夢のようで、すごくうれしいです」と胸の内を明かし、2人の絆の深さをうかがわせた。

また、映画、連ドラに続き朝原雄三監督が今回も演出を手掛けることが決定。朝原監督は「今回の特番は、やはり伝助と一之助のコンビの復活が最大の見どころ。 伊勢志摩の撮影では東京では撮ることの出来ないスケールの撮影が実現しました。昨年のレギュラードラマの放送以上に、釣りの楽しさがより伝わるのではないかと思います。良い作品になるように、撮影を続けていきます!」を意気込みを語った。

濱田は最後に「スペシャルドラマの見どころの一つに、それぞれのキャラクターがよりパワーアップしているところがあります。佐々木課長(吹越)はより一層ボケ倒すようになりました(笑)。

いい意味でのバカバカしさを追求し、原作や映画版にも負けないほどの見応えある作品に出来ればと思っています!」とドラマをアピールした。

現在、本作品は伊勢志摩などで撮影中。放送日やゲストキャストは後日発表される。