江崎グリコ「GABA(ギャバ)」のWEBムービー「FIGHT×STRESS」篇に、元ボクシング世界王者・亀田興毅が出演。9月26日からGABA特設サイトで公開されている。
亀田が演じるのは、ボクシング引退後、とある商社で働く1年目の新人営業マン。自らの発注ミスで起きた問題を取引先に謝罪し、接待カラオケでタンバリンをたたいて盛り上げ、子どもの誕生日にも出張先のホテルで残務処理を行うなど、毎日朝から晩まで働く亀田。
再就職した一般企業で慣れない仕事に奮闘する姿を通じて、ストレスにさらされながらも、それぞれの持ち場で頑張る人々を応援する「GABA」のメッセージを訴求している。
取引先の会議室で謝罪するシーンでは、亀田自ら監督に対して「ものすごく泣きそうな顔をしとったらいいですか?」などと積極的に提案。「絶妙過ぎて素晴らしい」と監督から絶賛される場面も。そんな亀田が撮影終了後にインタビューに応じた。
――撮影の感想をお聞かせください。
前日は不安や緊張があったんですが、やっていたら楽しくなってきました。初日の最後のロケでは「もう終わりなんや」みたいな感じになって、2日目も朝からテンションMAXで臨むことができたかなと。終わってみればあっという間で、どこか寂しい気持ちもありますが、自分にとって最高の時間を過ごすことができたという思いです。
――今回は“営業マン”という役どころでしたがいかがでしたか?
自分が毎日やっている生活とあまり変わらない感じでした。別に自分をつくることもなく、その役を演じるわけでもなく、自然体でできたと思います。
ボクシングの世界も毎日毎日、苦しい練習、ハードな練習を乗り越えて、試合に臨みますし、営業マンの方も一生懸命いろんなことを考えて、時には徹夜をして大切な仕事に向き合う。どちらも似ているところがあるなと思いました。
ストレスと常に向き合うという意味では、一般企業の仕事はもちろん、ボクシングも他のスポーツも毎日が自分との闘いです。
一生懸命練習できたか、自分に勝てたか、自分を追い込めたか。やはり共通する部分は多い気がします。
――亀田さん独自のストレス解消法は何かありますか?
自分の場合は、ストレスをストレスと感じないよう、常に自分と闘っています。悪いことがあったとしても、何でもプラス思考に考える。
例えば、道でつまずいてコケたら、ほとんどの人が「うわ最悪や」と思うでしょう。でも、自分の場合は「もしかしたら大事故になっていたかもしれん。ここでコケておいて良かった」と思うようにする。
そうすることによって、ストレスもあまりたまりません。結局、自分自身との闘いなんですよ。落ち込んでも誰かが助けてくれるわけではない。そういう自分との闘いはボクシングから学んだことです。
毎日ハードな練習をして、試合でも緊張するけど、それに打ち勝つにはどうすればいいか、常に自分と向き合い、自分と闘う。そういうことをずっと小さい頃から繰り返してきているので、プラス思考が自然と身に付いているのかなと思います。
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