6人組アイドルユニット・でんぱ組.incが、9月21日(水)に「でんぱの神神DVD 神BOXビリセブン」をリリース。
発売に向け、でんぱ組.incメンバーの古川未鈴、相沢梨紗、夢眠ねむ、成瀬瑛美、最上もが、藤咲彩音にインタビューを行った。
それぞれのメンバーによる今回のDVDの見どころや、番組開始当初から変化した部分、そして番組タイトルにちなんで自分にとって“神”と呼べる存在について語ってもらった。前・後編で紹介する。
――今回のDVDの見どころを教えてください。
成瀬:ちょうど1年前ごろの企画が今回のDVDに収録されているのですが、ワールドツアーの密着映像なんかも見られます。また、1年前にリリースした「おつかれサマー!」のレコーディング風景とMV撮影風景なども入っておりまして、ある意味夏を楽しめる内容になっています(笑)。あと、温泉ロケが入っているんですけど、その辺も見どころだと思います!
最上:「でんぱの神神」ってもう5年目に突入しているので、スタッフさんとも親しくなっているんです。普段他のテレビに出させていただいているのとはまた違う部分といいますか、でんぱ組.incの違った一面が見られるんじゃないかなと思います。この番組でしかできない企画も多く、でんぱ組.incしか出ていないからこその内容になっています。DVDオリジナルの特典映像では、それぞれが苦手なことにチャレンジしているので、パンチの効いたこの企画を楽しんでいただけたらいいなと思います!
――ちなみに最上さんがパンチ効いていると思われたのはどれですか?
最上:そうですねえ(笑)。ぼくもまだ見られていないので単純に見てみたいのは、夢眠ねむさんが苦手を克服するやつです。これがすごく気になっていて…(笑)。
夢眠:ぜひご覧ください!(笑)
最上:たぶんすごくウケると思うんですよね。
夢眠:ちょっと、ウケるってどういうこと!?(笑)
一同:(爆笑)。
最上:面白いとかじゃなくて、フェチシズムをそそられるというか…。ねむさんが泣くシーンもあるらしいんですけど、ねむさんてあまり泣くようなタイプじゃないんですよね。大きなライブが終わったときとか、日本武道館公演の後とか、達成感で泣くことはありますけど、泣き虫キャラというわけではないですし。そういう普段は“お母さん的存在”の人が弱っているところというか。本当に苦手なんだなあ、というところが見られるのは「でんぱの神神」しかないと思うので、そこも注目していただきたいです。
相沢:何か5歳児みたいな感じだよね。
夢眠:普段は大人に見られるんですけど、(幼い子に)戻るときの戻りっぷりがヤバくて! よくメンバーに迷惑をかけています(笑)。
最上:迷惑じゃないよ。ぼくはそれがすごい好きなの。ねむさんってこんなに甘えるんだって…。ビックリするけど、とにかくぼくは好きです!
成瀬:うんうん、何かキュンとするときあるよね。
――では、藤咲さんお願いします。
藤咲:去年、東京・代々木競技場第一体育館でワンマンライブをさせていただいたんですけど、そのとき公約に失敗して、罰ゲームでお化け屋敷に行く企画ができてしまったんです。元々お化け屋敷が苦手で、以前「でんぱの神神」のDVD特典映像でお化け屋敷に行ったときも号泣してほぼ一歩も動けなかったんですが、また同じ感じになっています(笑)。
えいたそちゃんが、入口付近でドッキリを仕掛ける予定だったんですけど、私入口から全く動けなくて…1時間くらいえいたそちゃんを真っ暗な個室に閉じ込めた状態になっていました(笑)。
成瀬:そうそう! あの暗くて怖い中でずっと待っていたのに!「ピンキーまだかな~?」って(笑)。
藤咲:結局、もがちゃんとねむきゅんが来てくれて何とかなったんですけど…。
夢眠:え? 何とかなったっけ?
最上:うん、何とかなった。「行くぞー!」って強引に連れて行って(笑)。
藤咲:これも「でんぱの神神」でしか見られない映像なんじゃないかなと思っていますので、ぜひご覧ください。
――相沢さんはいかがですか?
相沢:「でんぱの神神」って、DVDが出るたびに特典映像を撮り下ろしていて、DVDを買ってくれた人しか見られない映像が付いているんです。その映像を撮るために遠くへロケに行ったり、手の込んだことをしたりしているので、そこが見どころだなと思います。
さっき、もがちゃんがねむきゅんの特典映像のことを触れていましたが、普段6人で行動していることが多いので、他のメンバーが1人でいるときはどうなんだろうというのが楽しめます。私の特典映像は、迷子ロケでしたが、ずっと1人ぼっちで迷子になりながらもひたすら喋らないといけなくて。
途中から何を喋っているのか分からなくなることもあって、あとで見るとすごく恥ずかしかったということも多いんですけど…。なぜかファンの方に好評で、第2弾だったんですけど、自分たちが恥ずかしかったり、苦手だったりすることが企画になるというのも「でんぱの神神」ならではだなと思います。
古川:私は初出演した「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)の密着企画です。やっぱりでんぱ組.incにとって、「ミュージックステーション」への出演というのは結構大事件だったので。同じテレ朝さんだからできる企画ですし(笑)。本当に不安と緊張でいっぱいの表情が見られます。ファンの皆さんに「早く『Mステ』の階段(入場シーン)を降りてほしい!」って言われてきたので。そんな記念すべき日の私たちを見ていただければいいなと思っています。
――ちなみに、階段を降りた瞬間の気持ちは?(笑)
古川:降りている時って、斜め後ろくらいからカメラマンさんが撮ってくださっているので、一瞬横顔が映るんですよ。その横顔を最高の横顔にしてやろうと思っていたんです(笑)。ビシッとやろうと。でも、あらためて見たら普通の顔でした(笑)。
――夢眠さんはどうでしょうか?
夢眠:「でんぱの神神」って、1回しかなかったコーナーとかも多いんですよ。DVD「LEVEL.39」でも「神神リサーチ.inc」という謎のコーナーがあって(笑)。
相沢:何だっけそれ?
夢眠:ちまたでハマっているものをリサーチして、実際にやるやつだよ。“リア充”の皆さんがやられているものを、私たちがやらせていただくという企画で、バブルサッカーをやりました。
最上:あ~! あれか!
夢眠:私もぼんやりとバブルサッカーをやった記憶はあるんですけど、そういうコーナーがあったんだなって(笑)。それに、ライブを見てくださっている方は、でんぱ組.incって動けるアイドルだと思ってくださっている方もいらっしゃると思うんですけど、私は基本的に運動に関してはからっきしでして(笑)。
何もできないんですが、さっきもがちゃんが言ってくれた私の特典はマット運動ということで、結構アクティブなところも見られます!
――監督もされたそうですね?
夢眠:わっ! よくぞ聞いてくださいました。ありがとうございます(笑)。DVD-BOXだけに入る特典ブルーレイなんですけど、メンバーの皆さんにすてきな演技をしていただきました。
相沢:演技って何?
藤咲:演技はしてないですよ。
夢眠:だまし打ちじゃないですけど、ファンの方が喜ぶ系のやつで、マッサージモノです。
――マッサージモノって言い方だと危ない方向に聞こえます…(笑)。
一同:(爆笑)。
夢眠:すいません(笑)。今回はリラクゼーションです。
古川:マッサージモノって危険なニオイがするから(笑)。
夢眠:DVDの企画では、これまでもみんなにむちゃをさせているんですよ。熱いおでんを梨紗ちゃんに食べさせたり、いろんなギョーザを作ってもらったり。今回はねぎらいの意味で私がリラクゼーションを習ってみんなに施術するというものになっています。
成瀬:ただただ気持ち良かったです。幸せな時間でした(笑)。
相沢:毎回ねむの企画は何をするか当日ギリギリまで持ち物くらいしか分からないことが多くて、今回も何をするんだろう?ってドキドキしながら撮影に臨みました(笑)。
夢眠:今回は割とみんなリラックスした表情が撮れていると思うんですけど…。
古川:(夢眠の視線を感じ)何よ、もう!(笑)
夢眠:未鈴ちゃんだけすごく大暴れしたんだよね。そこはちょっと私の意に反した仕上がりになっています。他のメンバーはすごくいいですよ!
古川:私、くすぐったがりなんですよ。ねむきゅんが、私のくすぐったいポイントを突いてきて…。
夢眠:まあ、それはね。未鈴ちゃんは、足の前の筋がすごくこそばいんで、そこをパパパって攻めてみました。
古川:いつもでんぱ組.incを担当してくださっているトレーナーの方がいらっしゃるんですけど、その方に「未鈴ちゃんのこそばいポイントは?」って取材したらしくて。そこまで真剣にやっているんですよ!
夢眠:よくご存じで! その甲斐あって皆さんが見たい顔が収まっていると思いますよ。
藤咲:怖いわ~!
夢眠:もがちゃんは最初だったんでシンプルに喜んでくれたんですけど、後半にいくにつれておかしな方向に…(笑)。えいたそなんて、謎の設定を自分で作ってきましたからね。「あの~、口コミで聞いたんですけど~」って演技しながらやってきて。
成瀬:ねむちゃんのお店にきたような感じの設定を作りました(笑)。
夢眠:私も知らない設定だったんで、私の方が戸惑いました。純粋にプレーを見て楽しむのもよし、そういう謎の演技を楽しむもよし!
――それでファンは大喜びってことですね?
古川:大喜びしますかね?(笑)
夢眠:レビューに星を5つ付けていただけると、また私が監督できるので、よろしくお願いしま~す!
【でんぱ組.incメンバーそれぞれの“神”とは!? へ続く。同記事は9月21日(水)朝7時に掲載予定】
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)