10月22日(土)から放送される連続ドラマ「スニッファー 嗅覚捜査官」(夜10時 NHK総合)に水谷果穂が出演することが決定した。
「スニッファー 嗅覚捜査官」は、主人公・華岡信一郎(阿部寛)が人並み外れた特殊嗅覚を使って、難解で奇妙な事件を鮮やかに解決する犯罪捜査ドラマ。水谷は、阿部寛演じる華岡信一郎の娘・美里役を演じる。共演は他に香川照之、井川遥、板谷由夏、野間口徹、吉行和子ら。
原作は、2013年にウクライナで制作された、世界的な大ヒットドラマ「THE SNIFFER」でロシアでは過去5年のドラマの中でNO.1視聴率を獲得し、海外のテレビドラマ祭で数々の賞を受賞。今回新たにオリジナルの事件や登場人物も加え、日本版としてリメイクされる。磯智明プロデューサーは水谷の起用に関して「阿部さんを前に物怖じせずに芝居ができる真っ直ぐな女の子を探して、400人に及ぶ候補者のプロフィールを見て、50人のオーディションの中から選んだ」と経緯を説明。「印象的な黒い目、スクッとした佇まい、スラリと伸びた手足。今にでも野原を駆け出しそうな感じだなと思ったら、実際にそういう環境で育ったと聞いて驚きました。大俳優の阿部寛に、新米女優の水谷果穂がどう挑むのか、彼女ならきっと、いい勝負をしてくれるのではないかと楽しみにしています」と語った。
水谷は「『スニッファー』出演が決まって、NHKのドラマに出るのが一つの目標だったので、すごく嬉しかったです! しかも、お父さん役が阿部寛さんで、阿部さんの娘になれるんだ!と思うと、ドキドキしたのを覚えています。初日の撮影では、緊張してしまっていた私に『初日は緊張するよね』と話しかけてくださいました。役柄では、お父さんに『きもい!』などひどい言葉を言うのですが、そんなこと言いたくない…と思ってしまうくらい温かく優しいお父さんです。今回私が演じる美里は、不良少年と付き合っている女子高生で何らかの事件に関わってしまう設定なので、自分とはかけ離れた人物像ではありますが、挑戦して、少しでも成長できたらと思います」と意気込む。
また水谷は現在放送中の朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の最終週(9月26日放送回)から、花山伊左次(唐沢寿明)の娘が成長した、大人の茜役で出演。「唐沢お父さんも、阿部お父さんと同様、温かく、優しいお父さんでした」と同時に二人の娘役を演じる喜びを語った。
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