9月21日放送の「おじゃMAP!!SP」(フジテレビ系)でSMAPの香取慎吾が、AKB48の指原莉乃と共にファンへの思いを語った。
香取から日頃からファンへ感謝しているという発言が飛び出したのは「おニューMAP!!カラオケ店編SP!!」の企画での一コマ。カラオケ店の最新グルメを調査するため、おじゃMAPメンバーがゲストの指原と山崎弘也が運転する車で次のカラオケ店へ移動していたときだ。
「この(新宿)方向の空気だけで、また"いいとも!"思い出すね」と窓の外を見る香取に、指原は「そうですね、新宿行くこと無くなりますよね」としみじみ語りだした。2014年3月に放送終了した「笑っていいとも!」の月曜メンバーとして同じ時間を過ごしていた香取と指原。山崎もいいともレギュラーだったため「27時間テレビもやったってことだもんね、皆で」と当時の思い出トークになった。
すると指原が「私、香取さんにお礼言いたかったことがあるんだ」と口を開いた。「SMAPさんの27時間テレビのとき、最後のライブを見て、私、人生が変わったんですよ」と、指原は「FNS27時間テレビ2014」の番組終盤で司会を務めたSMAPが45分03秒ノンストップで27曲を熱唱した際の話を始めた。
「私、自分のファンに冷たかったんですそんとき。素直に感謝できないようになっちゃって。握手会とかでも」と指原が打ち明けると「仕事みたいになっちゃったんだ」とうなずく香取。「SMAPさんがパフォーマンスしてるときに、後ろでお客さんたちがガンバレ!って言ってるのを見て、形は違えどこういう風に応援されて、こういう風に見られてるんだって思って…そこからファンの人に優しくなって"あの時から変わったよね"って言われるようになったんです」と、指原がAKB48という大所帯アイドルグループで光る存在になっていったきっかけを話した。
これには、話を静かに聞いていた香取も穏やかな口調で賛同。「"夢を与えてくれて"とかってアイドルってさ、言われるけどさ、逆に僕らの夢をかなえてくれてるんだからね。ファンの人に応援して欲しくてやってんの。"見てます!"とか"頑張って"って言われたくて始めたはずなのに、ぜいたくだけど言われすぎるとなんか分からなくなっちゃんうんだよね」と、トップアイドルを目指していたころの原点を振り返った。指原も「本当そうです。それを気づかせてくれたのがSMAPさんだったんです」と大きくうなずいた。
「多くの人に応援して欲しいし、応援してくれることにありがたいと思いながらだよね」と、カラオケのロケ途中でビールを飲みほろ酔いだったからか、飾らない本音を語った香取であった。