“超大型新人”JET SET BOYSのライブを放送

2016/09/25 08:00 配信

音楽

JET SET BOYSのツアーファイナルの模様を放送(C)テレビ朝日

10月1日(土)夜11時からの「EXシアターTV Live」は、7月3日にEX THEATER ROPPONGIにて行われた、元BOOWY・高橋まこと率いるJET SET BOYSの「“JET SET BOYS LIVE TOUR 2016 『JETSET BOYS』”ファイナル公演」の模様を放送。

6月1日に1stアルバム『JET SET BOYS』リリースしたばかりの“新人バンド”の彼ら。ただし、新人とはいえ4人のメンバーは全員それぞれのキャリアを携えた大物ミュージシャンたちだ。

開演時間になり、照明が落ちるとレトロなサーフロック風インスト曲「HI!VOIR」が流れメンバーが次々と登場する。高橋まこと、椎名慶治、友森昭一、tatsuという実力派ミュージシャンがそろった奇跡のメンツ。

会場に集まった幅広い年齢層のファンの声援を受けながら、1曲目の「ZIPPER DOWN」が始まり、そこからアルバムと同じように「LAVIATHAN」へとつながる。高橋の気合い充分のドラム、そのビートに絡まるtatsuのベース、友森のギターによってサウンドは厚みを増し、そこにボーカル椎名の艶のあるボーカルがミックスしていく。

そしてストレートなロックチューンだが、JET SET BOYSならではのビートを堂々見せつける。もちろんロックテイストばかりではなく、続く「ROOM 504」「STRAYED」では一転、椎名色が色濃くでたソウル・テイストで魅了する。

続けて披露されたのは新曲「IT’S CALLED LOVE」。たとえ忘れてしまったとしても未来で君のことを見つけ出す、君が笑ってくれたら他に何もいらないと究極の愛を歌うミディアムナンバーだ。

MCでは「さっきの新曲どうする?」という椎名の問いに、高橋が「早めに出したいと思います!」と答え、場内を沸かせた。ライブは中盤に突入し、ここで椎名のソロ曲「コンティニュー?」へ。この曲のレコーディングがキッカケとなり、高橋との縁が深くなったという、バンドにとっても大きな意味を持つ曲だ。

続く新曲「WHO AM I?」では、椎名が観客を左右ブロックに分け、サビのコーラスを指導。初聞きにも関わらず全体を巻き込んで一体感を作っていき、場内が盛り上がってきたところで「BAD COMPANY」「PASTA」と高橋の黄金の8ビートがさく裂すると、オーディエンスは縦のりで応える。

ラスト曲はバンドのテーマソングでもある「THE THEME OF JET SET BOYS」。ハイテンションのまま本編を締めくくった。

アンコールでは「HI!VOIR」「ZIPPER DOWN」を再演。面白いほどに雰囲気の違う曲に仕上げる。椎名が「本当にいろいろあって。JET SET BOYS、最初は口約束から始まったバンドが、こうしてCDを出してツアーまでやって。本当に忘れられないライブになりました。

まだまだJET SET BOYSはレコーディングもすでにやってますし。またみんなが見たい、聴きたいと思えるようなものを作っていきたいと思います」と語り、次のアクションを予感させるとラストナンバー「SAYONARA」へ。

最後に高橋が「まだ続きます。JET SET BOYSをよろしくお願いします!」とファンに宣言し、ツアーファイナルが幕を閉じた。

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