モー娘。新曲発表で「まりあとってもうれしかったです」

モーニング娘。'16が9月24日、神奈川・ハーモニーホール座間 大ホールで秋のコンサートツアー「モーニング娘。'16コンサートツアー秋～MY VISION～」をスタート。11人の新体制後初となるニューシングルから、新曲「そうじゃない」を初披露した。

モーニング娘。'16の通算62枚目のトリプルA面シングル「セクシーキャットの演説/そうじゃない/ムキダシで向き合って」(曲順未定)は11月23日(水)リリース。5月31日に鈴木香音がグループを卒業し、11人の新体制へと移行して初のシングルとなる。

モーニング娘。'16。の秋ツアー初日は、8月にリリースした最新曲「泡沫サタデーナイト！」「The Vision」「Tokyoという片隅」に加え、各メンバーのソロパフォーマンスにスポットを当てたコーナーなど、見どころを数多く用意。オープニングから、会場を埋め尽くした約1200人を熱狂させ続けた。

そして、本編終了後。大きなアンコールを受け、ステージ上の大型モニターに突如、ニューシングル発売とつんく作詞・作曲の新曲タイトル「そうじゃない」の文字が浮かび上がる。

会場が驚きの声で揺れる中、新曲衣装に身を包んだメンバー11人が再びステージに登場。新曲では、牧野真莉愛が客席に向かってウインクを弾けさせながら、少し背伸びした表情を浮かべる。牧野を中心とした新曲「そうじゃない」は、モーニング娘。の歴史に刻まれる新たな作品として、歓喜するファンにしっかりと受け止められていた。

公演を終え、牧野は「わっくわく、どっきどきのコンサート、まりあとってもうれしかったです！　本当にありがとうございました！」と“まりあん・LOVEりん”な笑顔を見せる。

尾形春水は、「私は高校1年生の時にモーニング娘。に加入して、最初は右も左も分からない状態で。歌がどうとかダンスがどうとか表情とか、正直ちんぷんかんぷんで何をしたらいいか分からない状態だったんですけど、2年間、単独ツアーをさせていただいたり、先輩の姿をたくさん見てきたり、先輩の卒業なども経験して。言葉の意味とか自分のやりたい事とか、いい意味で“欲”も出てきたと思うので、今回のツアーでもたくさん成長できるように、意味のあるものにしたいと思っています」と決意。

最後に、リーダー・譜久村聖は「今日、皆さんに会えるのが楽しみ過ぎて、いざ本番を迎えたらこんなに汗をかいてしまいました。ほんとに恥ずかしい……。でもね、そのくらい楽しかったですし、19周年を迎えて初のパフォーマンスが今日、皆さんの前だったので、みんなとても力が入ったコンサートになったと思います。20年目はこのメンバーで頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします！」とファンにメッセージを送った。

モーニング娘。'16は12月まで行われるこの秋ツアーで、北は北海道から南は鹿児島まで各地を回る。さらに、10月16日(日)には台湾・台北での単独公演も予定している。