「ぶっちゃけ寺」で古舘が「報ステ」以来のテレ朝出演

2016/09/27 06:00 配信

バラエティー

奈良・東大寺を訪れ、仏教の奥深い歴史を教わる爆笑問題、古舘伊知郎ら(C)テレビ朝日

10月3日(月)に放送される「お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺 3時間SP」(テレビ朝日系)に古舘伊知郎が登場。3月31日に「報道ステーション」のMCを降板して以来、6カ月ぶりにテレビ朝日に“里帰り”する。

古舘が出演する回は「日本仏教のルーツ『奈良』を知るSP」と題し、飛鳥時代から鎌倉時代まで、仏教が日本に根付くまでお歴史を順に追いながら、奈良の名所を巡り、お坊さんならではの視点からひもといていく。

かねてより仏教に強い興味を持ち、造詣も深い古舘は爆笑問題と奈良の地へ。奈良・明日香村が一望できる甘樫丘からロケをスタートし、古舘のマシンガントークがさく裂する。

訪れたのは、日本最古の本格的仏教寺院とされる「飛鳥寺」、庶民と仏教を結び付けた「東大寺」、日本一となる17個もの国宝彫刻を有する「興福寺」。東大寺では奈良の大仏、興福寺では五重塔や阿修羅像に手を合わせる。

そして、古舘と爆笑問題は奈良公園で鹿と戯れるなど、奈良の定番もたっぷりと楽しみながら、仏教の歴史をひもとく。

また、興福寺ではめったに公開されない「北円堂」を特別開扉してもらい、貴重映像も公開される。

ロケを終え、収録に参加した古舘は「奈良のロケもスタジオでの収録も『楽しい!』の一言に尽きますね。爆笑問題のお二人と久々に再会でき、さらに自分自身の“ファン心理”がうずく『仏教』というテーマだったので最高に楽しかったです。

ただ楽しくて有頂天になってしまい、冷静に思い返すと喋り過ぎていますし、見ている方にも不快感を与えるかもしれません(笑)」と素直な気持ちを明かす。

そして「しかし仏教というのは、苦しい思いの果てに境涯が開けてくるものですので、その観点に立って考えたら『私がもたらす不快感も甘んじて受け止めよ!』と思うわけでございます(笑)」と古舘節はまだまだ止まらない。

田中裕二は「本当は太田(光)と古舘さんの二人で行く予定だったのですが、それでは収拾がつかなくなることをスタッフが懸念して…。ものの見事にその予感は当たりまして(笑)。まぁ僕が行ってもあまり収拾はついていないのですが、とにかく本当に楽しいロケでした! スタジオでも古舘さんが喋り倒しています! 

古舘さんは以前に番組をやっていた頃(『報道ステーション』を始める前)の倍くらい喋る人になっていますね(笑)」と古舘への印象をあらためて明かした。

太田も「今日はいつものようにスタジオに来たら、ものすごい人の数で…。安倍総理でも来るのかと思ったら古舘さんでした(笑)」と言いつつ、「『報道ステーション』以来のテレ朝復帰をわれわれの番組で迎えられたというのは本当に光栄なことですし、うれしかったです!」と久々の再会を喜んだ。

また、テレビ朝日での番組出演について、古舘は「本音で話しますと、『報道ステーション』に12年雇ってもらったことへの感謝が出てきますね。『―ぶっちゃけ寺』という仏教の世界に入っているのも誘い水になっていると思うんですが、12年報道をやらせてもらって、今バラエティーに転じたりして60歳を過ぎても、まだこういう風に受け止めてくださる。そこには本当に感謝しかありません」と、あらためて感謝の意を表した。

最後に、「このような、あらためて仏教について考える番組に出させていただいたことも光栄ですし、期末期首の大事な時期のゴールデン3時間スペシャルということで視聴率も大変気になるところではございます」(古舘)

「今回の3時間スペシャルでは、田中が初めてロケに行ったのも新鮮でした。こいつ(田中)がいないといつも進行はお坊さんがやるので、伸び伸びできるんですけど(笑)。そういう意味では新たな感覚もありましたし、何と言っても古舘さんのロケとスタジオでのトーク! とにかく見どころだらけです!」(太田)

「何と言っても一番見ていただきたいのは古舘伊知郎の喋りです! 12年の時を経て、パワーアップして帰ってきた古舘さんを堪能していただきたいですね」(田中)と、それぞれアピールした。