「タイムボカン24」の見どころを主要キャストが解説!

2016/10/01 16:05 配信

アニメ

「タイムボカン24」の会見に登場した(左から)稲垣隆行監督、ホリ、若山晃久、鬼頭明里、篠崎愛(C)YTV

10月1日(土)より、日本テレビ系にてスタートするアニメ「タイムボカン24」。番組開始に合わせて会見が行われ、主人公・トキオ役の若山晃久、カレン役の鬼頭明里、オヤダーマ役のホリ、EDテーマを担当する篠崎愛、稲垣隆行監督が出席。作品への意気込みや見どころなどを語った。

タイムボカン24」は、'75年に第1作が制作されたギャグアニメ「タイムボカン」シリーズの最新作。ひょんなことから24世紀の組織「時空管理局」の隊員となった中学2年生のトキオが、“真歴史”を探していく様子がコミカルに描かれる。

いつものように遅刻をして、学校に向かって走っていたトキオは、突然空から落ちてきたスーパーメカ“メカブトン”を操縦するカレンに連れられ24世紀へ。そこでトキオは、教科書に載っている歴史はウソという事実を知らされ、時空管理局の一員として本当の歴史「真歴史」を見つけることになる。

最初の任務先は古代エジプト。反応を頼りに進むと、見えてきたのはお笑いステージ。今回の真歴史は、「クレオパトラは実は、クレ夫とパトラという夫婦漫才師だった」というもの。だが、クレ夫とパトラは謎の組織・アクダーマのビマージョ、ツブヤッキー、スズッキーが邪魔をしてきて…。

トキオを演じる若山は「これが初めてオーディションに受かった作品で、しかもタツノコプロの55周年作品ということで、最初は受かったことが信じられなかったです」と、出演が決まった際を振り返る。

ヒロインを演じる鬼頭も、「初めは、正直信じられなくてしばらく疑っていました(笑)。いつ『間違いだよ』って連絡が来るのかと思ってビクビクしてました。うれしい気持ちでいっぱいになりながらも、頑張らないといけないなという責任感に追われつつ、すごくありがたいなとかみ締めました」とコメントした。

「タイムボカン」シリーズでおなじみとなっている、悪役3人組(今回は「アクダーマ」)のボス・オヤダーマを演じるホリは、「ドッキリかと思いましたぁ」と役柄の物まねを交えて笑いを誘う。

続けて、「(故・滝口順平が演じた)ドクロベエ様の物まねを営業などでずっとやらせていただいていたものの、まさかアニメでやらせていただけるとは逆のびっくりでした。偽物から本物本になれてうれしかったです」と喜びを明かした。

また、「タイムボカン」シリーズといえば、おなじみとなっているメカも見どころの一つ。本作でも多くのメカが登場するが、若山が「僕はロボットアニメがすごく好きなんですけど、(メカブトンが)カブトムシからロボモードに変身するところが、男心をくすぐるというかかっこいいですね」と告白。

鬼頭は「毎回、いろんなロボットが出てくるので、アフレコをしながら毎週私も楽しませていただいています。なので、視聴者の方も楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」と、さまざまなロボットに自身も興味津々の様子。

ホリは「昔のテイストはほとんど残しつつも、そこから進化しているんですよね。今の子供たちが見ても楽しめるし、僕と同じくアラフォーの方が見ても懐かしいと感じられるメカになっていると思います」と語った。

作中の設定にかけて「タイムトラベルするならば、どの時代でどんなことをしたい?」という質問には、若山が「平安時代に戻って貴族になりたい(笑)。当時、貴族はすごいことをやっていたので、それを経験したいですね」と告白。

鬼頭も「中世ヨーロッパの貴族になりたい。お城とかドレスを見るのが好きなので、その時代で、生で見てみたいですね」と願望を明かす。

しかし、ホリは「昭和初期の日本に戻りたい。当時はラジオのメーンパーソナリティーとして、物まね芸人が重宝されていたそうなんです。そこに行ったらめちゃくちゃ売れっ子になるんじゃないか(笑)」と生々しく告白。

エンディングテーマを担当する篠崎は、「戦国時代です。今、ゲームで豊臣秀吉と恋愛をしているので、どんな人だったのか実際に会ってみたいです!」と語り、欲望をあらわにした。

最後に、出演者からメッセージが送られた。

若山は「テンポがすごくよくて、笑えるギャグもいっぱい入っている。その中でも、メカなどの格好いいシーンも登場しますし、トキオの格好いいところやかわいいところもあります。そういった魅力を伝えていけたらと思っていますので、ぜひ見てください」とコメント。

鬼頭は「大人から子供まで、幅広く楽しんでいただける作品となっています。いい意味で頭を空っぽにして見ても楽しめる作品で、疲れている時や悲しい時など、いつ見ても楽しいと思えるはずなので、ぜひ皆さん見てください」とアピール。

ホリは「僕の出番は(30分という番組の中で)23~24分辺りなので、最後まで見ていただかないと出ていないことになってしまいますので、最後まで見ないと、おしおきダ~マ!」と、役柄のせりふを交えてメッセージを送った。

このほか、第1話の放送に先駆けて、東京・秋葉原駅にて「タイムボカン24」のプロモーションイベントを開催。トキオやカレン、“三悪”といったキャラクターが一連の絵のように動く“ゾートロープ”などが展示されている。そちらもチェックしよう。