SEKAI NO OWARI 約1年ぶりのシングルに込めた思いを語る

2016/10/05 18:01 配信

音楽

写真左よりDJ LOVE(SoundSelector、DJ)、Fukase(Conceptor、Vocal)、Saori(ShowProduce、Pf)、Nakajin(Leader、SoundProduce、Guitar)撮影=西村康

SEKAI NO OWARIが約1年ぶりにリリースした新曲は期間限定シングル「Hey Ho」。動物殺処分ゼロプロジェクト“ブレーメン”を立ち上げ、収益金は活動支援のため寄付する。そんな強い思いを持って制作した新作に関してメンバーは次のように語る。

Fukase:デビュー以来、目標を掲げて山登りをするように僕らは音楽をつくってきて、好きなことをやりながらここまでくることができて。“じゃあ次は何をしよう?”と考えたとき、今回は自分たちの音楽を“使って”何かを成し遂げることは出来ないか?と考えたんです。これまで追求してきたファンタジーよりも、自分たちの中にある硬派な部分を楽曲にできたらいいな、と思いました。

Saori:地震で大変な思いをされている方もまだたくさんいるし、「なぜイヌとネコなんだろう?」と、最初は疑問に思ったんですね。自分が一番ファンに説明しなきゃいけない立場だと思ったから。でも、Fukaseが「殺処分ゼロプロジェクトを進めている人に会いに行きたい」と言うので、私も一緒に行って直接お話を聞いたところから動き始めて。シンプルなんですけど、縁だと思うんですよ。世の中に困ってる人はたくさんいて、私たちが全員を救うことはできないし、その中で身近に思える縁を大切にしていく…その順番でいいんじゃないかなと思ってるんです。

また、カップリングは「最初の1、2行をFukaseが鼻歌でメロディーを送ってきて、その続きをSaoriちゃんがつくり、今度は僕に回って来て、リレーのようにつないでつくっていく初めての試みでした」とNakajinが言うようにFukase、Saori、Nakajinの3人がリレー形式で作曲。年明けには待望のドーム&スタジアムツアーを開催。演出面に関してFukaseは「僕たちが主役かどうかも怪しい」と言う。

DJ LOVE:一つだけ言えるのは、「俺らが出る」ってことだけです!

そんな彼らのニューシングル「Hey Ho」に込めた思い、そしてCDの隠し要素についてなど語っているインタビュー全文は、発売中の週刊ザテレビジョン10/14号にて掲載している。

取材・文=大前多恵

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