「スター・ウォーズ」の原点へと続く“もうひとつの物語”、映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」が12月16日(金)より全世界で公開となる。
本作は「―エピソード4」の直前を描いたアナザー・ストーリーで、反乱軍の寄せ集め極秘チーム「ローグ・ワン」が、全銀河を脅かす帝国軍の究極兵器“デス・スター”の設計図を奪うという不可能なミッションへの挑戦が描かれる。
そして今回、主人公ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)と特報映像で一瞬登場したスター・ウォーズシリーズには欠かせないドロイドの新キャラクター“K-2SO”がそろった新ビジュアルがお披露目された。
これまで、K-2SOの存在は謎に包まれたままだったが、R2-D2、C-3PO、BB-8に続く新ドロイドとして大きな注目が集まっており、ジンとローグ・ワンの一人、キャシアン・アンドア(ディエゴ・ルナ)との関係も明らかになった。
スター・ウォーズといえば、R2-D2やC-3PO、映画「―フォースの覚醒」('15年)で初登場したBB-8など愛嬌(あいきょう)のあるドロイドたちが世界中で人気を博している。そんなスター・ウォーズシリーズの最新ドロイド“K-2SO”は、チューバッカのように長身(身長2m16cm)で、ダース・ベイダーのように黒く、C-3POのような細長い手足をしており、いかにもな見た目だが、本作のギャレス・エドワーズ監督は「C-3POとは真逆」だと言及し、神経質でうるさいC-3POとは正反対で、タフで自信に満ちており、忠誠心を持ち合わせているキャラクターだという。
さらにギャレス監督は「K-2SOは、見た目はドロイドだけど、性格的にはチューバッカに近いね」と語った。
また解禁となった新ビジュアルでは、一人遠くを見つめているジンの後ろで、ジンのお目付役で反乱軍の情報将校、キャシアンとK-2SOが何やら目線を合わせている。キャシアン役のディエゴ・ルナは、「キャシアンとK-2SOはお互いのことを長い間知っているんだ。キャシアンはずっと反乱軍にいてとても寂しい人。そんなキャシアンの唯一の友人がK2なんだ」と親友同士であることを明かしている。
解禁された写真をよく見ると、K-2SOの腕にはファンには良く知られた帝国軍の証が。なぜ帝国軍のドロイドが、ローグ・ワンと共にいるのかというと、実はK-2SOは、元は帝国軍のドロイドだったが、キャシアンが再プログラムし反乱軍の仲間となった過去があるという。
スター・ウォーズといえば、R2-D2とC-3POのドロイドコンビ、ハン・ソロとチューバッカの伝説のコンビが誕生し、“コンビ”というキーワードはスター・ウォーズにとって欠かせない見どころの一つ。キャシアンとK-2SOという人間とドロイドの新コンビも、スター・ウォーズの歴史に残ることになるのは間違いないだろう。
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