高田純次と加山雄三が東京の名所で珍道中!?

2016/10/07 07:00 配信

バラエティー

10月22日(土)放送の「じゅん散歩 超デラックスー」(テレビ朝日)で高田純次と加山雄三が初共演!(C)テレビ朝日

10月22日(土)朝9時55分から、高田純次加山雄三が変わりゆく東京の街を歩く「じゅん散歩 超デラックス~若大将とまさかの爆笑ゆうゆう散歩 ちい散歩から10年!名場面も一挙公開~」が、テレビ朝日で放送されることが決定した。

テレビ朝日の散歩番組はことしで10周年を迎え、'06年4月から故・地井武男が初代散歩人を務めた「ちい散歩」、'12年5月から加山雄三が街を歩く「若大将のゆうゆう散歩」を放送。'15年9月からは高田純次が“一歩一会”をテーマにした「じゅん散歩」がスタートした。

今回、3代目散歩人・高田が2代目の加山をゲストに迎え、散歩に出発。69歳の高田と79歳の加山は初共演となり、ちょっぴりチグハグ(!?)なコンビが、東京・浅草&丸の内を巡る。

高田は「散歩人のオファーが来たとき、地井さんは役者の大先輩だし、加山さんは大スターだし、お二人とも絵は上手だし、どうしようか悩みました。でもいい番組だし、これをやっておけば知名度も上がるかなと考えて引き受けたんだけど…(笑)」と告白。

加山は「散歩番組も、もう10周年になるんですね。地井くん、そして僕のあと、誰がバトンを受け取ってくれるのかとても気になっていたのですが、純ちゃんが継いでくれると聞いて、ピッタリだなと思ったことを思い出します。純ちゃんがやるのは、僕にはできないことばかりで、いつもさすがだなぁと思っています」と明かした。

歩き始めは浅草から。なんと、「ちい散歩」も「若大将のゆうゆう散歩」も初回の舞台は浅草だったという。テレビ朝日の散歩番組がスタートした、“散歩の聖地”ともいえる街で2人は待ち合わせる。

高田が歩いていると、加山は「今朝も『じゅん散歩』のオンエアを見てきたんだ!」と高田を驚かせるように現れる。来春80歳になる加山の爽やかさや若々しさに、ただただ驚く高田は「普段、何を食べているんですか?」と思わず質問。そんな2人は「初めまして!」とガッチリ握手し、散歩をスタート。

'15年12月、浅草にオープンした全国の隠れた名産品を集める“まるごとにっぽん”に立ち寄り、長野県の木工製品が並ぶ“信州木工館”では、一流の職人が手掛けたエレキギターを試奏。その流れから、高田は加山の生演奏で“あの名曲”を熱唱するなど豪華デュエットの実現も!

また、丸の内エリアへも足を伸ばした2人は、都会に出現した“大手町の森”や東京駅周辺を歩き、2020年の東京オリンピックに向けて変わりゆく街の風景を堪能した。

散歩を終えた高田は、「まさか、加山さんが演奏して俺が歌う日が来るなんて思わなかった! いい冥土の土産ができちゃった」と興奮。一方、加山も「やっぱり純ちゃんは面白いね」と高田との散歩を満喫した様子。

加山は「純ちゃんのスゴさは“発想”。頭の回転が速くて機転が効くし、意外なところへ行っちゃう面白さがある。かわいい女の子がいるからこの店に入っちゃおうとか、その素直さ、即決力はハンパないね! しかし、楽しい人と歩くと、本当に楽しいものだね。つい伴奏もしちゃったよ(笑)。久しぶりに歩いて、東京という街がとても進化していることを実感しました」と振り返った。

さらに、地井の思い出をしのぶコーナーも放送。地井のふるさとである千葉・匝瑳(そうさ)市を訪ね、地井が植樹した“ちいちいの森”の今をリポート。5年の月日を経て、森はどんな姿を見せているのか。そして、地井の思い出の散歩を特別にオンエアする。

高田は加山との散歩を「加山さんには初めてお会いしましたが、最初はビビりましたよ! だってわれわれの世代にとって、加山さんといったら、カリスマだもの! 神だもの! でも一緒に歩いてみたら、加山さんが意外と何でもダイレクトにおっしゃるところが面白かったですね! ハッキリ言うところが、心にストンとくる。ストレートなところが、すごく人間として信じられるんです。僕もこれからは加山さんのそういうストレートさをパクっていきたいなと思っています(笑)」と意気込んだ。

加山は「実は、家内も純ちゃんの大ファンで、途中、カミさんに“今、純ちゃんと撮影しているんだ”と純ちゃんの写メを送ったんです。そしたら“いいわねぇ! やっぱり純ちゃんはいい男ね!”と喜んでいましたね。今、ウチは、純ちゃんの話題ですごく盛り上がっているんですよ」と笑顔を見せた。