アプガ・せんごく「織田信長さんを呼び戻したい!」

2016/10/06 20:23 配信

芸能一般

アップアップガールズ(仮)が「アップアップガールズ(仮) Road to 武道館 LIVE!LIVE!LIVE!」ツアーの初日公演を行った

アップアップガールズ(仮)が10月5日、東京・初台The DOORSで単独ツアー「アップアップガールズ(仮) Road to 武道館 LIVE!LIVE!LIVE!」の初日公演を行った。

本ツアーは、11月8日(火)に控える初の東京・日本武道館公演に向けてさらに勢いを加速するための、全曲フルサイズでの楽曲披露をコンセプトとする単独ライブツアー。本公演中には、日本武道館公演の正式タイトルが「アップアップガールズ(仮) 日本武道館超決戦 vol.1」であることも発表された。

ライブは、10月11日(火)にリリースされるニューシングルの収録曲「!!!!!!!!」でスタート。会場全体でタオルを回す「アップアップタイフーン」や、エモーショナルな「青春の涙」などで冒頭から観客をヒートアップさせる。

佐藤綾乃が作詞し、古川小夏が振り付けした「YOLO」からは、メンバーが“武道館に向けて、今皆さんに聴いてもらいたい曲”をテーマに考えた選曲でパフォーマンス。初期のアップチューン「マーブルヒーロー」や、前に進んでいく思いの詰まった「イタダキを目指せ!」など、最近ライブで披露する機会が少なかった楽曲を次々と聴かせていった。

その後、事前に集めた観客からの質問にメンバーが答えていくボックストークコーナー“????????”(クエスチョンクエスチョンクエスチョン)へ。司会の古川が引いたのは、“起きたら古川小夏になっていたら、何をする?”という質問。新井愛瞳が「小夏っちゃんは体が柔らかいから、私は硬いのでY字バランスとか縦開脚をやってみたい」と回答すると、古川の振りで新井が未完成ながらもY字バランスを見せる。また、佐保明梨は、「(古川になった自分を見て)鏡を殴る」と破壊王ぶりを発揮していた。

“今までいろんな所でライブをしてきましたが、次はどんな所でやりたいですか?”という質問には、新井が「日光江戸村(栃木・日光)とか京都の映画村とかで、アプガが町娘とかの衣装を着たり、『暴れん坊将軍』(テレビ朝日系)みたいに馬に乗って登場したい」と回答。武将好きの仙石みなみは、「アプガが侍役とか忍者役になってステージをやったら、絶対楽しいと思う。ファンの方もそういう格好をしてもらって、ライブをやりたい」と乗り気に。さらに、佐藤は「私は、皆さんの家に押し掛けライブやりたい」と答えた。

“『アプガフェス』をやるとしたら、呼びたいグループを教えてください”という質問では、これまで対バンした赤い公園、Gacharic Spin、イナズマ戦隊、PASSPO☆、風男塾以外にも、SPYAIR、WANIMAなど、メンバーの好きなバンドやアイドルの名前が次々と飛び出す。そうした中、仙石の「戦国武将の織田(信長)さんを呼び戻して、ライブだから“人間50年~”とか舞をやってもらいたい」という珍回答に、観客の笑いが起こった。

ライブ後半戦は、ニューシングルからエレクトロニックなダンスチューン「Future&Past」を初披露。クールなメロディにラップを織り交ぜた歌、ソリッドなダンスで観客を魅了する。さらに、ラストスパートは「アッパーカット!」「ジャンパー!」「アッパーレー」という盛り上げナンバーを畳み込み、会場全体を熱く盛り上げた。

アンコールでは、森咲樹が「武道館まであと1カ月くらいなのに、まさかツアーをやると思ってなかったから正直びっくりしたけど、初日を迎えてすごく楽しかったし、私はツアーやって正解だったなって思いました。私たちはライブ大好きだから、この1カ月でツアーもやるし、武道館の準備もするし、何よりライブでアプガファミリーに会えるのがすごく嬉しいなとあらためて思いました」とツアー初日の感想を語る。

続けて、佐藤からお知らせとして日本武道館公演の正式タイトルが「アップアップガールズ(仮) 日本武道館超決戦 vol.1」に決まったことが明かされた。佐藤は、「“vol.1”というのは、今回の日本武道館を成功させて、そして次の日本武道館につなげたい。1回だけじゃないんだぞってことを、しっかりと決意として言葉に残したくて付けました。アプガの気合を受け取ってください!」とファンに呼び掛ける。

さらに、佐藤が「これから先も、アプガのメンバーから目を離さないでほしいし、皆さんと一緒に武道館までの1カ月を頑張っていきたいし、武道館が終わってからもそこが終わりではないので、これからがスタートなので、今後とも応援していただきたいなと心底思ってます!」と熱く声にすると、観客からは大きな拍手が沸き起こった。

最後は“武道館でアプガファミリーと一緒に歌いたい曲”として「君という仮説」が歌われ、メンバーと観客の“ラララ~”のコーラスが響き渡り、会場が一体感に包まれてライブは締めくくられた。