祝!金鐘奨ノミネート、ロイ・チウにインタビュー

2016/10/10 07:00 配信

ドラマ

BS12 トゥエルビほかで放送中の台湾ドラマ「結婚なんてお断り!?」(毎週土・日曜昼4:00-5:00)は、無敵の離婚弁護士ハオ・モン(ロイ・チウ)と旅行会社の敏腕営業部長・ホァンジェン(アリス・クー)が出会い、数々の衝突と駆け引きを繰り返しながら恋の歯車に巻き込まれていくラブコメディー。

主演を務めるロイは、同作で台湾のテレビ番組アワード「第51回ゴールデン・ベル・アワード(電視金鐘奨)」のドラマ部門主演男優賞にノミネートされた。

惜しくも受賞はかなわなかったが、ロイにとって同アワードで候補となるのは初めてのこと。今回、他にも「滾石愛情故事 最後一次温柔」でミニドラマ部門主演男優賞にノミネートされており、初選出にしてダブルノミネートという快挙だ。

そんな今最も注目を集めるイケメン俳優のロイにインタビューを行い、ドラマの見どころや役への思い入れを聞いた。(なお、この取材は授賞式前の9月25日に行ったもの)

「結婚なんてお断り!?」で主演を務めるロイ・チウ


──だまし合いのような偽物の恋愛から始まる物語ですが、演じる上で難しかったところはありますか?

仰る通り「だまし合い」の物語なので、劇中劇をしているような感覚がありました。お芝居をしている中で、もう一段「演技」をして、相手にうそをつかなくてはいけません。そこがやはり、難しかったですね。

──ドラマの中ではアリス・クー演じるホァンジェンとジョアンヌ・ツァン演じるションナンもまた、かなり激しい争いを繰り広げますが、実際の撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

あの2人は、普段はすごく仲がいいんです。それに、こういった憎み合っている者同士を演じる時には、なおさら相手を信用していないとできないので。穏やかな現場だったと思いますね。

──ロイさんご自身は、今回のヒロインのような負けん気の強い女性はどう思いますか?

そういう女性も嫌いではないですが、僕に対してはあまり、たくらみを持ってほしくはないですね(笑)。

偽物の恋愛から始まる物語に、ロイは「劇中劇をしているような感覚がありました」と明かす(C)2015 EBC All Rights Reserved.


──ウエディングドレス姿のホァンジェンと噴水に入るなど、印象的なシーンがたくさんありますが、ロイさんにとって、一番印象に残っているシーンはどこですか?

ハオ・モンが友人の精神科医の所へ行って、催眠療法を試すシーンですね。1人2役を演じたことが、とても印象的でした。

──エレベーターに挟まれるギャグやコメディー要素のある演技をする時に、気を付けていることはありますか?

特に意識せず、ほとんどアドリブで撮っています。相手と呼吸を合わせないと成り立たないので、その場でインスピレーションが湧いたら、積極的に取り入れるようにしています。

──先日、本作で「ゴールデン・ベル・アワード」の主演男優賞にノミネートされたことが発表されましたが、どんなお気持ちですか?

知らせを受けた時には、頭が真っ白になりましたね。このドラマを撮影するのは本当に大変だったので、そういう苦労した作品が審査員の方に評価されたというのは、とてもうれしいです。

本作は無敵の離婚弁護士ハオ・モン(ロイ)と、旅行会社の敏腕営業部長ホァンジェン(アリス・クー)が織りなすラブコメディー(C)2015 EBC All Rights Reserved.


──旅行会社の場面では「北海道ツアー」や「東北ツアー」というワードが出てきますが、ロイさんが日本で旅行したいところはありますか?

機会があれば、北海道に行きたいですね。もちろん、カニを食べます!

14年前に「星が輝く夜に」というドラマを撮ったのですが、実はその時、北海道へ行って撮影しているんです。台湾では雪が降らないので、北海道の雪が珍しかったです。雪に練乳をかけて食べました!(笑)

──BS12 トゥエルビの放送ではちょうど折り返し地点に差しかかったところですが、今後の見どころを教えてください。

ようやくホァンジェンは、ハオ・モンがションナンの実の兄だと知ったわけですが、これから先もたくさんの障害が待ち受けていて、ホァンジェンとハオ・モンの関係は複雑に変わっていきます。どうやって2人がさまざまな困難に立ち向かっていくのか、注目してほしいです。

──最後に、視聴者へメッセージをお願いします。

引き続き、「結婚なんてお断り!?」を応援していただけたらうれしいです。僕もこれからもっともっと面白い作品を作れるように頑張りますので、期待していてください!