大野拓朗映画初主演!「猫忍」ドラマ&映画化決定

2016/10/19 07:00 配信

ドラマ

大野拓朗が「猫忍」で映画初主演(C)2017「猫忍」製作委員会

「猫」+「時代劇」の斬新な組み合わせで“癒やし時代劇”という新ジャンルで話題となった「猫侍」。その「猫侍」チームが再集結し「猫忍(ねこにん)」を製作、来年'17年1月にドラマで、その後全国ロードショーされることが決定した。

幼き頃に父親と生き別れて、ずっと愛を知らずに生きて来た若手忍者・陽炎太を大野拓朗が、そして陽炎太が出合う猫(役名:父上)を金時がそれぞれ演じる物語。

ある日、陽炎太が父親の面影がある、でっぷり太った猫に出合い、忍者の掟を破り人目を避けて猫を飼い始める展開。

EDO WONDERLAND日光江戸村の全面バックアップの下、リアリティーあふれる日本最大級の江戸の街並みの中で全編撮影、圧倒的スケールで描かれるという。

忍者役初挑戦となる大野は「忍者は、男のロマンだと思います。そして、僕が小さい頃の憧れの戦隊ヒーローは忍者でした。走り方をまねしてみたり、忍者ごっこもよくしていました。

今回、本物の忍者として生きるということで、アクションもしぐさも忍者になりきるためたくさん勉強し、練習しました。子供たちや、世界中の人たちに憧れられる忍者になれたらと思います。

あと、忍者の裏側だったり、日常生活ってこんな感じなのかなと、クスッと笑ってもらえたらと思います」と意気込みを語る。

「格好良くて真面目だけど、どこか抜けていて、クスッと笑ってしまう行動が多くて、かわいらしくて、憎めないやつ。

世間知らず(忍者だけに浮世離れしている?)のプロの忍者。忍者の里でひたすら修行だけをしてきた田舎者の陽炎太が、江戸の町で父上はじめ、いろんな人やものと出会い、成長していく。

僕自身、どこか残念な役柄を演じることが多くて、自分に近いのかな(笑)? 演じていてとても楽しいです」と自身の役柄を分析。

「元々ずっと犬を飼っています。猫は、もっとツンデレで、人とくっついていたりとかなれ合うイメージがなかったのですが、金時は抱っこが好きで甘えてくれるのがとてもかわいい。

猫はおしとやかなイメージ。おやつを食べるときに幸せそうな顔をしているのが、見ているこっちも幸せになります」と共演となる金時の印象を語る。

「金時が、予想だにしない奇跡を起こす。僕が振り返る芝居のときに金時も一緒に振り返ったり、思ってもないところで鳴いたり、それら全てがきちんとストーリーの流れに沿った芝居になっている。

初演技とは思えない堂々とした芝居です。作品全体として、ハードボイルドな格好良さがありつつ、登場人物がみんなどこかおかしくクスッと笑える。

緩くて、優しくて、あったかくて、金時のかわいさに癒やされる、ほっこりする作品。気楽に見られる作品なので、日々の安らぎになればいいなと思います。猫好きの方も、そうでない方も、癒やされること間違いなしの作品です」とアピールする。

■ストーリー:霧生家の若手忍者・陽炎太(大野拓朗)。幼き頃に父親と生き別れ、ずっと愛を知らずに生きてきた。父親は、赤い鼻をした剣山という伝説の忍者。10歳の時に生き別れとなり、それ以来一度も会っていない。

ある時、陽炎太は仲間の忍者と共に、ミッションのため江戸に。大名屋敷から特別な金魚を盗み出すという簡単な任務だった。無事に屋敷に忍び込むことに成功し、金魚を盗み去ろうとした時、そばに生き物の気配が。

それは、赤鼻の、でっぷり太った猫。見覚えのあるその猫は、どことなく父親の雰囲気に似ていた。

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