東京・新宿武蔵野館で、11月12日(土)より2週間限定でdTV初のR15指定オリジナルドラマ「裏切りの街」に、新たな編集を加えて劇場公開することが分かった。
同作は、'16年2月より配信開始するやいなや、月間視聴ランキングで1位を獲得するとともに、人間の本質を描いたテーマ性や徹底的にリアリティーを追求した演出に対して、“配信ドラマの枠を超えた事実上の映画”と、映画業界関係者に評されるほど大きな注目を集めた話題作。
劇作家・演出家としてだけではなく映画監督としても高い評価を受け、10月15日(土)公開の映画「何者」の脚本、監督も務めた三浦大輔を監督に迎え、'10年に自身のオリジナル脚本、演出で上演した同名タイトルの舞台を自らの手で映像化した作品。キャストには池松壮亮、寺島しのぶらといった実力派を起用し、平凡な専業主婦と15歳年下のフリーターによる禁断の愛とその果てを描いている。
「裏切りの街」劇場公開決定に三浦監督は、「『裏切りの街』は不倫の話です。ただ、ありきたりな作品ではありません。普段、誰もドラマにしようと思わない瞬間を徹底的にリアルに描いた、あまり見たことのない不倫劇だと思っています。『人間って、こんなもんだよな』と、どうしようもない登場人物たちのことを愛らしく思ってくれたら幸いです」と語った。
これから劇場で「裏切りの街」を見る、見ようとする人へ「『裏切りの街』は、僕の舞台作品の中で最も映像化したかった作品です。それが実現でき、さらに劇場で公開されることになり、とてもうれしく思っています。未見の方はもちろん、舞台作品をご覧になった方、dTVで視聴された方も、ぜひ、この貴重な機会にスクリーンで『裏切りの街』を堪能してください。劇場でお待ちしております!」とメッセージを寄せた。
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