やり過ぎ!?「刑事ダンス」、あの不倫ネタをパロる!

2016/10/16 01:00 配信

ドラマ

「刑事ダンス」第2話で、不倫タレントが電撃出演するパロディーシーンが放送された(C)テレビ東京

テレビ東京系で放送中の深夜ドラマ「潜入捜査アイドル・刑事(デカ)ダンス」(毎週土曜夜0:20-0:50)の第2話が10月15日(土)に放送され、パロディーのきわどさに話題が集中している。

本作は中村蒼主演のコメディー。潜入捜査のために結成された偽アイドル「デカダンス」が、2016年の芸能界を舞台に、事件を解決していくストーリー。第2話では、タツヤ(中村)が人気バラエティー番組へ潜入することに。

■話題1:明らかに「行列のできる法律相談所」だ!

制作陣が、ひな壇のある人気バラエティー番組として標的にしたのは、おそらく日本テレビの看板番組「行列のできる法律相談所」(毎週日曜夜9:00-9:54)。

「寿命が延びる! ゴールデン総合病院」と名付けられた番組は、セットの構図、大物司会者・是枝まさる(音尾琢真)の立ち居振る舞い、専門家たちの座り位置まで、リアリティーを追求するこだわりぶり。

見ている方としては、「他局の看板番組をパロってる(笑)」「スタッフのハートが強すぎるのでは」と心配してしまうほどだ。

■話題2:“タレント不倫”ネタを正面からいじり倒す

この架空の番組のこの日の本ネタは、不倫で世間を騒がせたハーフ顔タレント・須永アリス(逢沢りな)が騒動後初めてテレビ出演を果たすこと。

憔悴しきったアリスに向かって、是枝は「アリスちゃんね、きょうは僕とこれだけは約束してほしい。テレビだからってウソとかは無しでね、本当のことを話してほしいんだ」と、どこかで聞いたことのある言葉が。その後も司会者と不倫タレントの間で、視聴者には既視感のある会話が繰り広げられる。

「2016年の芸能界を舞台に」というドラマの設定に偽りなく、ことしの芸能ニュースを振り返る上で欠かせない不倫ネタを、ガッツリといじって見せた。

■話題3:ひな壇における芸能人の奮闘を恥ずかしいくらいにリアル解説!

胡桃沢くるみ(青山美郷)は売れるために、“霊感野菜ソムリエアイドル”というめちゃくちゃな肩書きを引っ提げて登場するなど、ひな壇はもはや戦場。

バイきんぐの小峠英二(本人)が「この番組怖えんだよな!」と発言すると、「その番組がいかに狂っているかを声高にアピールするとスタッフが喜ぶ」という、ひな壇テクニックを解説される一幕も。

理にかなったリアルな解説はひな壇で活躍する芸能人の“あるある”に違いない。

他にも、美川憲一や藤田ニコルのそっくりさんをひな壇に投入するなど、細部までネタを詰め込む本作。

第2話も業界関係者、視聴者から「クレイジー過ぎる!」とコメントが寄せられた。タブーなしの独自路線をキレキレに突き進む“刑事ダンス無双”は、第3話以降も続きそうだ。

■10月22日(土)第3話あらすじ:かつて清純派キャラで人気があった、やりみん(MEGUMI)。不倫騒動を起こしてキャラが激変し、一番過激で一番嫌われている女性タレントとなっていた。

やりみんには、番組収録中に芸能人に売春交渉をしているといううわさがあり、その売春の証拠をつかむため、デカダンスメンバーはファイヤーボールをぶつけて相手を倒していく番組「炎上中」に出演する。

しかし、番組の絶対王者として君臨するやりみんに、出場者は次々と倒されていく。