知念侑李「嵐のようになりたいなと思っていました」

2016/10/17 00:27 配信

芸能一般

踏み台昇降の世界記録に挑戦した木村多江、内村光良(左から)(C)「金メダル男」製作委員会

内村光良が、初の原作・脚本・監督・主演を務める映画「金メダル男」が、10月22日(土)の全国公開に先駆け、公開直前イベントを東京・墨田区立業平小学校で開催。自身初となる4役を務めた内村と、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、木村多江が登壇した。

集まった300人の児童から盛大な拍手と歓声が起こる中で登場すると、まずは内村監督が「今日は日曜日なのに学校にきてくれてありがとう! みんなも劇場で映画を見てくれたら幸せです。今日はよろしくお願いします」とあいさつ。

今回のイベントでは、「とにかく一等賞が取りたい男の物語」という本作の物語にちなみ、内村監督、知念、木村の3人が全力で一等賞を目指す企画として「踏み台昇降」で世界新記録に挑戦するという企画が行われた。

それぞれ意気込みを聞かれると、内村監督は「(世界記録を)目指します!」と勢いよく宣言。知念も負けじと「みんな内村さんが世界一になると思うでしょ? その後、僕が内村さんの記録を超してみせます!」と自信たっぷりに語り、会場を盛り上げた。

一方、木村は「気持ちは乗っかりたいけど自信は全くありません(笑)」と笑いつつも「頑張ります!」と意気込み、踏み台昇降にチャレンジした。

児童たちから「頑張れ!」という掛け声が飛び交う中、世界新記録を目指し3人同時で踏み台昇降にチャレンジするも、結果は木村が60回、内村が65回、そして知念は92回という結果に。

結果を受け、内村監督は「俺、全力出して木村さんと僅差!?(笑)」と笑いつつも、世界記録である105回に最も近い記録を打ち出した知念に対しては「さすが若者だな!」と称賛し、会場を大いに盛り上げた。

さらに、イベントでは児童から監督・キャストへ、映画のテーマである「諦めない心と夢を持つこと」にまつわる質問が。

まず、1人目の児童からは「内村監督は芸人、知念さんはジャニーズ、木村さんは女優。どうしてこのような道に進もうと思ったのですか?」という質問が飛んだ。

内村監督が「僕は、本当は映画監督になりたくて東京に出てきたんですね。でもなかなかなれなくて、働き口が1つもなかった。そんな時にちょうどお笑いのオーディション番組を見て。働くところが見つからなかったから(オーディション番組に)出てみたらうまく行って、それから32年がたちました」としみじみ語ると、「みんな年の3倍くらい、お笑いの活動をしてるんですよ」とコメントし、児童たちを驚かせた。

続く知念も「僕は3歳のときからダンスをやっていたので、先輩ののようになりたいなと思っていました。ステージに立って、たくさんの人を幸せにできたらと思って、この仕事を選びました」と、当時を振り返った。

一方、木村も「私は周りのお友達や大人に自分を表現するのが苦手で。でも仲良くなりたくて、どうしようと考えていたけれど、お芝居をやっているときは自分らしくいられるように感じて。みんなが笑顔になれるかなと思って、お芝居の道を選びました。女優をしていてもいまだに緊張するけれど、前よりは少し克服出来たかな」とコメント。

また、「頑張っても1位になれなかったときは、どうやって気持ちを切り替えられるんですか?」という質問に対しては、内村監督が「(主人公の)秋田泉一の場合は、次を見つけようとするんですね。例えば、かけっこでは駄目でも、リレーならもしかしたら1位になれるかもとか。違うところに自分の1位が見つかるかもしれない。どうしても何か1つのことで1位が取りたいならまた次の1年頑張ればいいんです」と伝授した。

知念は「『まぁいっか』と気持ちを切り替えています。次にやりたいことを見つけて、そこで1位になれたらなと努力をしていますね。すぐ諦めちゃうこともありますけど(笑)」と明かした。