モー娘。台湾ライブでえりぽん客イジリ&男前くどぅー!?

2016/10/17 15:39 配信

芸能一般

モーニング娘。'16が台湾・台北で「Morning Musume。'16 Live Concert in Taipei」を開催

モーニング娘。'16が10月16日、台湾・台北で海外単独公演「Morning Musume。'16 Live Concert in Taipei」を開催した。

モーニング娘。としては8年ぶり、モーニング娘。'16としては初の台湾でのコンサート。会場となった大型商業施設「ATT4FUN」にあるライブハウス「ATT SHOW BOX」には、現地や日本を含む近隣諸国のファンが詰めかけた。

開演までの時間、ステージ上のビジョンにハロー!プロジェクトに所属するグループのミュージックビデオが流され、開演直前にモーニング娘。'16の楽曲がかかると会場のボルテージはヒートアップ。モーニング娘。'16を待つファンの期待が、最大限に高まっていく。

オープニングSEと共にメンバーが登場すると、悲鳴にも近い声援が上がる。場内が異様な雰囲気に包まれる中、「One・Two・Three」でコンサートはスタート。冒頭から盛り上がりはピークに達し、そのまま4曲をノンストップで歌い続け、ファンを熱狂させていく。

台湾語での自己紹介を終えたメンバーは、「秋麗」や11月23日(水)発売のトリプルA面シングルから新曲「そうじゃない」などの新旧織り交ぜたレパートリーでファンを楽しませる。現地でも人気の「泡沫サタデーナイト!」の、曲中のラジオDJ風おしゃべりパートは野中美希が担当し、得意の英語で会場を沸かせた。

コンサートの合間には、海外公演ならではの記念撮影やプレゼント抽選会コーナーも。生田衣梨奈による客イジリや、工藤遥の男前(!?)な台湾語のせりふなど、パフォーマンスとはまた違った角度からファンを魅了した。

後半は、「LOVEマシーン(updated)」や全編英語詞の「One and Only」といった海外公演を意識した選曲で、再び会場を盛り上げる。ラストは「わがまま 気のまま 愛のジョーク」「What is LOVE?」と勢いよく畳み掛け、「Be Alive」で本編を締めくくった。

本編終了後、メンバーがステージから去ると、台湾のファンの間で発案されたアンコール企画が実施される。入場時に配布されたハート型のペンライトの真っ赤な光でフロアが埋め尽くされ、その場にいる全員が「友」を繰り返し合唱。それを受け、メンバーは合唱に加わりながらステージに再び登場した。

アンコール1曲目の「雨の降らない星では愛せないだろう?」は、中国出身のジュンジュン、リンリン在籍時の楽曲で、現地のファンにも親しまれている。歌い出しからファンの歌声が重なり、終盤の中国語パートは現役メンバーが熱唱。大きなサプライズに、この日1番の盛り上がりを見せた。

その後、リーダー・譜久村聖が現地の言葉で手紙を読み上げて感謝の気持ちを述べると、ファンから大きな拍手が送られた。最後は、「恋愛レボリューション21(updated)」で熱狂の台北公演は幕を閉じた。

ライブ後、譜久村は「アンコールで、会場みんなで『友』を合唱してくれたんですけど、歌でアンコールを頂けたことが初めてだったので感激でした。あと、『雨の降らない~』の中国語パートはジュンジュンさん、リンリンさんが卒業後は歌ってなかったので、今回一生懸命練習したんですけど、それ以上に皆さんが歌ってくれて、しかも冒頭の日本語から歌ってくれたので、皆さんがずっと待っていてくれたその思いを感じられました」と振り返った。

譜久村聖 台北のファンに宛てた手紙

台北のファンの皆さんへ 

本日はモーニング娘。'16のLIVEに来てくださり、ありがとうございます。

モーニング娘が初めて台湾でコンサートを行ったのは8年前で、今のメンバーは誰もモーニング娘。に入っていませんでした。今の11人のメンバーでも台湾で単独コンサートができて、こんなにも多くのファンの方にお越しいただき本当に嬉しく思います。

私たちモーニング娘。は今年、結成20年目を迎えました。モーニング娘。には、先輩方が歌ってこられた大切な歌がまだまだたくさんあります。その大切な歌を私たちがしっかりと歌い継いで、世界中の方々にお届けしたいと思っています。

皆さんからの応援が私たちの力になっています。これからも応援よろしくお願いします。今日は素晴らしいコンサートを本当にありがとうございました。