練馬アニメーションカーニバルにて、アニメ「ALL OUT!!」(毎週木曜深夜0:00-0:30ほか、TOKYO MXほか)の第1話・第2話の上映会を開催。さらに、声優の千葉翔也と村田太志が登壇し、周囲での反響やお互いの印象などについてトークショーを行った。
本作は、強豪高校ラグビー部に入部した初心者の少年・祇園健次が、部員らとぶつかり合いながら成長し、最高の舞台を目指す本格高校ラグビー青春アニメ。
アニメ第1話・第2話の上映後、千葉と村田がステージに登場。第2話の後半で登場するキャラクター・江文優を演じる村田は、「登場シーンでは、『やる気があるのか!?』という態度に見えますが、実際は『どうなのか?』と。ストーリーが進むうちに、秘めた思いが見えてくると思います」と挨拶した。
周囲の反響について、主人公・祇園を演じる千葉は「僕の周囲ではラグビーを見たことがない人が多く、オープニングの試合のシーンとか『格好良いんだね』と言ってくれる人が多かったです。実際に、(大阪)花園などの試合を見させていただく機会があって、フェイントとかスピード感があって驚きました」と振り返り、村田を相手にステージ上でフェイントを再現。だが、思うように動けなかった千葉は、「僕にはとうてい再現できないですね」と照れた表情で会場を沸かせた。
一方、生で試合を見たことがない村田は「みんなで見に行けたら良いね」と提案。さらに、「僕も祇園のオーディションを受けさせていただいたんですが、あるせりふで『年を感じる』と言われ(笑)。千葉くんの演技を見て、自然体で正直な感じだったので興味深かったです」と印象を語った。
また、祇園と江文の関係性を「江文はある思いを抱えているので、祇園からすると似た者同士であり、先をいくプレーヤーであるという関係で、掛け合いも楽しいです」と千葉が語る。すると、村田も「普段は声を荒げることがなかなかないので、祇園との掛け合いは新鮮です。祇園を刺激する『チビ』のバリエーションも豊富で、そこも見どころです (笑)」と明かした。
そして、村田が「(収録で)全力を出すって大事だよね?」と千葉に同意を求めると、イベントで定番になりつつある「ALL OUT」の意味、「全力を出し切る!」を千葉がまさに全力で叫ぶと、会場からは拍手が起こっていた。
そんな和気あいあいとした雰囲気の中、演じるに当たって気を付けていることや最近“ALL OUT”したことなど作品にまつわるトークを展開し、制作に携わるキャストやスタッフの熱意が伝わってきた。
最後に、千葉は「祇園とラグビーの出会い、タックルを好きになっていく最初のストーリーを見ていただきましたが、3話・4話と迫力満点の試合シーン、その後にはチームメートとのやり取りやぶつかり合いがあります。それを繰り返しながら、成長していきますので、見守っていただきたいです」と締めくくった。
なお、イベントの模様は2017年2月22日発売予定のBlu-ray&DVD第2巻の映像特典として、収録予定となっている。
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