京都の老舗和菓子店「福家堂本舗」を舞台に、3姉妹が恋や夢に奮闘する姿を描くAmazonプライムのオリジナルドラマ「福家堂本舗‐KYOTO LOVE STORY‐」の完成披露試写会が、10月14日、都内にて開催され、早見あかり、市原隼人、山下健二郎、宮野陽名、前田旺志郎が登壇した。撮影エピソードから、胸キュンシーンの再現まで、会見の模様を徹底リポート!
完成披露会見の冒頭、シンガーソングライターのMACOがオープニングテーマ「love letter」を披露。その後、出演する5人が登場すると、会場は大きな拍手に包まれた。
早見「皆さん、きょうはお越しいただきありがとうございます!どうでしたか?」
(観客席から拍手)
早見「ありがとうございます。こうしてお客様の元に届けるのはきょうが初めてなのでドキドキしていたんですけど、拍手をいただけてうれしいです。私が演じるあられちゃんは、良く言えば天真爛漫で、悪く言えばちょっとがさつな女の子なんですが、素の早見あかりがそんな女の子なので、すごく演じやすかったです。分かりやすく私の素の表情が見られたのではないかと思います。みんながすごく仲が良くてやりやすい中でのお芝居だったので、すごく楽しかったです。現場での様子がこの画の中にも出ていたらいいなと思います」
市原「本日は会場まで足を運んでいただきましてありがとうございます。大阪から来た和菓子職人を演じさせていただきました市原隼人です。よろしくお願いします」
山下「桧山薫役を演じさせていただきました三代目J Soul Brothersの山下健二郎です。ちょっとミステリアスな役をやらさせてもらって、普段の僕とは真逆な感じで演じるは非常に難しかったんですけれども、この現場を通していろいろ学ばせていただきました」
宮野「福吉ハナ役の宮野陽名です。ハナは純粋で嘘がつけなくて、あられちゃんにいじられることが多いんですけど、それも三姉妹の仲のいいところが伝わってくるので、ぜひそこも見てください」
前田「庵智役を演じました前田旺志郎です。福吉ハナちゃんの初恋相手をやらせていただいたんですけど、初恋ということで、皆さんをキュンキュンさせられたらいいなと思います」
――作中にはたくさんの胸キュンシーンがありますが、早見さんは演じられていて、どんなところに胸キュンしましたか?
早見「話したらきりがないんですけど…。私は健ちゃん(市原隼人の役名)とお芝居することが多かったんですけど」
市原「ややこしいな、健ちゃん&健ちゃん(笑)」
山下「こっちも健ちゃん(笑)」
早見「現場でもややこしかったですね(笑)。健ちゃんの『ほなな』って(頭を)ポンポンとやる姿が好きで」
――というリクエストがきましたので、市原さん、ポンポンお願いします!
市原「健ちゃん(山下)がポンポンしてくれるんだったら俺もやります!」
山下「え?ムチャぶりやな!打合せとちゃうやんけ!」
市原「(笑)」
山下「健ちゃんはあられちゃん(早見)にやってあげな。俺は旺志郎くんにやるわ」
(市原&山下が頭ポンポン。会場からは歓声!)
山下「これ、盛り上がりますか?(笑)」
前田「みんな、すみません!(笑)」
――市原さんは和菓子職人の役ですが、演じるうえで何か気を付けられたことはありますか?
市原「今回、京都が舞台ということで、日本の中で一番日本を感じられるところだと思うんですね。その中で自分が感じたのが、お茶の所作をやらせていただいて、こちらから何かを提示しておもてなしをするというのもすばらしいと思うんですが、まず、日本は何かをいただくときにどう思うかということが第一なのかなと感じました。日本の作法って、アクションよりもリアクションから出てきてるんじゃないかなと感じました」
――健司の作る和菓子を食べるシーンもありますが、早見さん、和菓子の印象を教えてください。
早見「和菓子の監修として、実際に京都にある老舗の『末富』さんに入っていただいたんですが、劇中に出てくる和菓子は全て末富さんに作っていただいたものです。私は中学のとき、茶道部で、和菓子やお茶に触れる機会がなかったわけじゃないんですけど、和菓子の概念を覆されたというか、和菓子でここまでおしゃれなものが出来るんだ、こんなにキラキラした和菓子を見たのは初めて、というのが純粋な感想です。和菓子が出るシーンの撮影前は、プロデューサーさんが持っているのを見に行ってワクワクしてました。私は食べるシーンが多かったので、みんなよりも食べる機会が多くてラッキーって思ってました(笑)。みんなは撮影が終わった後にいただいているので」
――山下さんは雛の婚約者の役で、交際0日婚という設定でしたね。
山下「ちょっと自分では考えられないですね。桧山はいろんな気持ちを抱えながら、“桧山”という鎧を着ているような気がして。それを回数を重ねるごとに本来の心の奥底にある気持ちをぶつける瞬間があるんですけど、そういうシーンを見てほしいです」
――宮野さん、前田さんは撮影現場の思い出を教えていただけますか?
宮野「撮影中もすごく楽しかったんですけど、待っている間に庵くん(前田の役名)とゲームの話をして。ちっちゃいときにやっていたゲームの話をしたのを覚えています」
前田「したな。ちょっとだけ(年代が)ずれてるんですよ。中には懐かしいな!っていうのもあったり、そんなんあったっけ?っていうのもあったり。この話、1時間半ぐらいしたな」
早見「そういうのがもっと聞きたい!」
山下「かわいいな!」
早見「撮影現場に、二人が一緒にいるだけで胸キュンなんです!」
――山下さんのインスタグラムにも撮影現場のお写真が上がっていましたね。「年会費3900円、月額ちゃうで!」と書かれていましたよね。
山下「年会費3900円、月額ちゃうで! 皆さんのコメントを見ていると勘違いされている方もけっこういらっしゃったので(笑)。月300円ちょっとですばらしいドラマを見られるので、ぜひ見てほしいなと!」
最後は、Ms.OOJAがエンディングテーマの「You are Beautiful」を披露し、試写会は終了。撮影現場の雰囲気や出演者陣の仲の良さが存分に現れたイベントとなった。
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