――米倉涼子主演の人気医療ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」。第4シリーズとなる今作は、国内最高峰に君臨しながらも、医療ミスや隠蔽工作、派閥闘争などで評判ガタ落ちの東帝大学病院に、米倉演じる孤高の天才外科医・未知子が鋭いメスを入れていく。10月13日の初回は視聴率20.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。あす放送の第2話の視聴率も気になるところだが、大門未知子演じる米倉があらためて今作の見どころを語ってくれた。
米倉:未知子が自分のスタイルで「失敗しないオペをする」という趣旨はそのまま。今回も申し分のない仲間たちに囲まれながら、一匹狼を貫いていきたいと思います。今までで一番濃いかも。本読みのときの私の影、薄かったので(笑)。新しい役をやるのとは違うので、すごく穏やかな中で進んでます
――未知子の名ゼリフ「私、失敗しないので」ももちろん健在だ。
米倉:私自身は失敗するばかり。失敗して学んできたことは多いですし、それを誇りに思ってきたタイプなんですけどね。でも会社の縦社会の中にいる人たちは、未知子みたいに「いたしません」とか「失敗しないので」というセリフを見てスッキリとしたと言ってくださるし、病気で苦しんでいる方々は、未知子みたいな人に助けてもらいたいとも言ってくださる。人の文句を言いながら癒やしている場面とか、プライベートで信頼関係のある人たちと一緒にいる時間がとても大事だというシーンもある。そういうところも含めてこの作品の魅力だと思うし、今回もその期待は裏切らないかと。いつもらしくクールに大門未知子、やってます!
profile●よねくら・りょうこ='75年8月1日生まれ、神奈川県出身。B型。「交渉人~THE NEGOTIATOR~('08年ほか)、「ナサケの女―」('10年共にテレビ朝日系)ほか主演作多数
10月24日(月)発売の月刊ザテレビジョンでは、米倉涼子のインタビューを全文掲載している。
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