武田玲奈「唐沢さんのアドリブに負けない」

2016/10/26 16:29 配信

ドラマ

武田玲奈は、ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」で、毎回お茶をこぼして迷惑をかけまくる、イマドキ婦人警官・小山内美咲(おさない・みさき)を演じる©NTV

日テレ×Hulu共同製作ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」(日本テレビ系)。30年間の昏睡状態から目覚めた昭和の肉食刑事・京極浩介(唐沢寿明)と、平成の草食系刑事・(窪田正孝)の凸凹バディが事件を解決していく。そんなふたりが所属する神奈川県警横浜中央署の刑事課のデスク・小山内美咲を演じるのは武田玲奈。自身が演じる役柄、そして素顔を語ってくれた。

————ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」で演じている小山内美咲はどんな女のコですか?

美咲はドジっ子なんです。なので、毎回お茶をかけるシーンがあるんですよね。話数が進んできて、お茶をかけることに随分慣れました(笑)。タイミングが大事なんですよ。なので、このタイミングで〜っていうのを確認して、いつもお茶をかけています!

————演じる上で気をつけていることは?

美咲はイマドキの女のコなので、テンションが上がりすぎないように意識しています。でも、リアクションをとるときは、手を使ったり大げさに演じています。監督や唐沢さんが「もっと大げさでいいし、なんでもやっていいんだよ。ハチャメチャにやっちゃって!」と言ってくださったので、今自分なりに試行錯誤しているところです。でも、オンエアを見て、まだまだだなぁって感じます。自分の思うように演技ができてないんです。理想が高いのかも?(笑)。

————現場の雰囲気はいかがですか?

すごく楽しい現場です! 唐沢さんのアドリブがすごく多いので、突然のアドリブに笑いそうになっちゃいます! でも私は耐えていて、まだ笑ったことはないんです。他の人が笑っちゃうと「かわいそう……アドリブの餌食になったな」って思いますね(笑)。

————ドラマの舞台は横浜ですが、お気に入りのスポットはありますか?

港の見える丘公園ですね。景色もすごく綺麗だし、素敵な場所でした。オフの日にピクニックしたいな〜って思います! 以前、友達と1度だけピクニックしたんです。おしゃれなお弁当を買って、よしっ! 芝生の上でのんびりしよう〜って思ったら、レジャーシートを忘れちゃって(笑)。今度はゴロゴロしたいですね。

————撮影で忙しいと思いますが、最近のマイブームを教えて!

ずっと変わらないんですけど、アニメが好きですね。今期はまだちゃんとチェックできてないんですけど、「魔法少女育成計画」は見ました! 私結構ベタな人気キャラが好きなんですけど、見進めてから推しを決めようと思います。基本的にはツインテールの子が好きで、金髪なツンデレもいいし、素直なコもいいし、でもかわいい系のロリな子も好きだし……あれ、全部好き(笑)。夏アニメでは「Re:ゼロから始める異世界生活』にハマっていました。レムっていうキャラクターがすごくかわいいんです!

————現在、19歳。10代最後をどう過ごしたい?

制服ディズニーがしたいですね。もうコスプレではあるんですけど、10代のうちならいいかなって(笑)。あとは、旅行に行きたいです。先日撮影で台湾に行ったんですけど、すごく楽しかったです。朝市や夜市がすごくにぎわっていて、ローカルな雰囲気が素敵でした。雑貨もかわいかったし、大好きな小籠包をたくさん食べられて幸せでした。帰国して体重を計ったら、2キロ太っちゃってましたけど(笑)。今気になっている場所はポートランド。すごく良いところだよって聞いて、調べてみようかなって思ってます。

————ちなみに、20歳になるのはイヤ?

20歳になるのは全然イヤじゃないです。むしろ、早く20歳になりたいなって思います。成人すると、責任や社会人として改めて自覚が出てくるのかなって思うんです。大人な人間になりたいです。

————玲奈ちゃんが考える大人って?

シャキシャキ、キビキビしている人です(笑)。自分の意見をちゃんと持っている人にすごく憧れるんです。私は負けず嫌いではあるんですけど、わりとふわふわしていて人の意見に流されたりするので。あと、優柔不断なんですよね。ご飯を食べるときは、めっちゃ悩んじゃいます。好き嫌いがあまりなくて、何でも食べられるので、何食べてもおいしいしって思っちゃって。一番好きなのは、焼き肉の牛タンです。

————では最後に、読者にメッセージをお願いします。

ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」は刑事モノですけど、コメディー要素が多いので、私と同世代の若い人も楽しんで見ていただける作品だと思います。唐沢さんの80年代ギャグは……私たちの世代は分からない部分もあるかもしれないですけど(笑)。実際に80年代を経験している方は、懐かしく感じると思います! 私もこの作品を通して、お芝居がもっとうまくなるように成長できたらと思うので、見守っていただけるとうれしいです。

横前さやか

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