10月29日(土)深夜に放送の「タイガーマスクW」(テレビ朝日系)第5話『ふくわらマスクの謎』に、新日本プロレスの現役プロレスラー・真壁刀義選手が出演することが分かった。
同アニメは、正義の覆面レスラー・タイガーマスクこと伊達直人が残したマスクを引き継ぎ、“新タイガーマスク”となる東ナオトと、自ら敵陣営に入り“タイガー・ザ・ダーク”となる藤井タクマが、プロレス界の裏組織「虎の穴」に立ち向かう姿を描く。
真壁選手は、既報通り本人役で出演する。そんな真壁選手のアフレコ直後に行われたオフィシャルインタビューが到着した。
――「タイガーマスク」の続編が決定したと聞いていかがでしたか?
そりゃあうれしいに決まってるよ。あの「タイガーマスク」ですよ! 昭和の少年たちを興奮させた「タイガーマスク」の続編が47年ぶりの復活ですよ!
と同時に、これは重大な責任があると思ってる。小さい頃に意味が分からず見ていたものに対して、大人になって「あの時のことはこういう意味だったんだ」と理解できることもあるから、アニメーションから人生論を学べるだろうと。
そういう子供の精神的な部分を育てるアニメになってほしいなと思いましたね。
――真壁選手はご本人役として参加されますが、どのようなお気持ちですか?
初代「タイガーマスク」の再放送を見て、「プロレスって面白いな」と思っていた人間が、「タイガーマスクW」に現役のプロレスラーとしてアニメに参加できるというのは素直にうれしい。
プロレスが人々に与える影響はいつの時代も変わらないと思うから、その盛り上げに一役買えるというのは最高にありがたいね!
――アニメになったご自身の絵を見た時の第一印象はどうでしたか?
実際の俺よりも精悍な感じがするね。そして足が長い!(笑)
「絵で表現されるとこういう感じなんだ」と思ったよ。プロレスのゲームとかで、俺に似たキャラクターが出てくるものもあるけど、今回は疑いようもない自分だからね。イメージもピッタリ!
――アフレコを体験してみてどうでしたか?
すごく緊張したね。けど、緊張感を持った状態で演じた方がいいものができると思うんだよ。プロレスの試合も同じで、緊張感を持って試合に臨んだ方がいい試合ができる。あと、声優さんはすごいね。
現実だと「そんな言葉使わねえよ!」と思う表現もあるけど、アニメだと「そうそう!」って納得できるんだよ。
――視聴者の方に向けたメッセージをお願いします。
今の時代は、皆自分の正直な気持ちを言えなくて、意見を押し殺してる人が多いと思うんだ。そういう時に「タイガーマスクW」を見て、自分の中で沸々と湧き上がるものがあったら、それをおのおのの現状に生かしてもらいたい。
スポーツマンであったら「もっと頑張ろう!」と思ってもらったり、仕事で諦めそうになっていることがあったら、それをつかみ取るためにもう一度チャレンジしてもらいたい。
「タイガーマスクW」を見て、パワーをもらって、自分の生活の糧にしてもらえたら最高だよね!
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