10月29日(土)夜6時からWOWOWプライムで、「ポルノグラフィティ 横浜ロマンスポルノ'16 ~THE WAY~」を放送する。9月4日に神奈川・横浜スタジアムで開催されたライブの模様を全曲ノーカットで放送。
ポルノグラフィティにとって、横浜スタジアムはいくつもの伝説を生み出してきた“聖地”。'06年を皮切りに今回が4度目の開催となった野外ライブ「横浜ロマンスポルノ'16 ~THE WAY~」。サブタイルの“THE WAY”は、この場所から“新たな道へ踏み出そう”という意味が含まれ、挑戦的なライブとなった。
およそ3万人が埋め尽くした横浜スタジアム。ボーカルの岡野昭仁とギターの新藤晴一は客席側から登場すると、客席の中央に設置されたセンターステージで、2人だけのアコースティックで「ハネウマライダー」を披露。続いてパーカッションとキーボードを加えた異国情緒漂うナンバー「サウダージ」から、ラララの大合唱で会場が一体となった「アゲハ蝶」を歌い上げる。幕開けの5曲を、じっくり聴かせる構成は、彼らにとって初のチャレンジだった。
静かに始まったライブだったが、バンドサウンドが加わった「敵はどこだ?」から一気にヒートアップ。続く「2012Spark」「ミステーロ」などのロックナンバーを披露し、楽曲はさまざまな時代を縦断していった。
MCでは前日の大雨を受けて「晴れたよ!」と、会心の笑顔を見せた岡野。自他ともに認める雨バンドの彼ら。「晴れたときのMCがわからん(笑)!」という叫びに、新藤も笑顔に。
ライブ中盤は、メンバーが革ジャンを着たスタイルで「ヒトリノ夜」「Mugen」をロカビリー調のアレンジで披露。そこからはコール&レスポンスで会場を湧かせ、「Ohhh!!! HANABI」からステージに炎が噴射された「オー!リバル」、“変な踊り”が壮観の「ミュージック・アワー」と、ポルノグラフィティ渾身のパフォーマンスで、クライマックスへと向かう。
ラストは「THE DAY~THE WAY ver~」。岡野が「新たな道を照らしてくれるのは、ここにいるみんなです!」と言うと、オーディエンスの手首に光るシンクロライトが作り出した“THE DAY”の文字が浮かび上がる。新たなバンドの進化を約束するポルノグラフィティの決意がそこに込められていた。
鳴りやまない歓声と拍手に応えたアンコールでは、11月9日(水)にリリースされる「LiAR」や、ライブの締めくくりに欠かせない「ジレンマ」のほか、ダブルアンコールではステージ後方のサブステージから「ダイアリー 00/08/26」まで全4曲を披露した。
進化を刻む圧巻のスタジアムライブの終わりでも、いつものようにメンバー2人が生声で挨拶をするという変わらない姿に、彼らが長年愛されてやまない理由が見えた。
この新たな“伝説”となったと言えるライブの模様を全曲ノーカットで堪能できるチャンスをお見逃しなく!
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