11月3日(木・祝)昼3時より、WOWOWライブで「BUCK-TICK CLIMAX TOGETHER ~WOWOW 8時間スペシャル~」を放送。BUCK-TICKがことし9月11日に神奈川・横浜アリーナで行ったスペシャルライヴ「CLIMAX TOGETHER 3rd 2016」の初放送を記念したスペシャル企画で、BUCK-TICKの30年の軌跡をたどるMV特集と「CLIMAX TOGETHER」過去2回のライヴを、8時間にわたって一挙放送する。
'87年にメジャーデビューし、日本のロックシーンに絶大な存在感を残し続けてきたバンド、BUCK-TICK。'92年9月10日・11日に映像作品を作るためだけに横浜アリーナで行った「Climax Together」は、当時のミュージックシーンに大きな衝撃を与えた。それから12年後、'04年9月11日には2度目の「Climax Together」を同会場で行った。
そして、さらに12年を経たことし、9月にシングル「New World」とアルバム『アトム 未来派 No.9』をリリースするなど精力的に活動を展開する中、過去の「Climax Together」と同日同会場で、3度目の「CLIMAX TOGETHER 3rd 2016」を開催した。
オープニング映像が映し出された後、13000人の大歓声と共にライヴは「スピード」で幕を開け、早くも今井寿、星野英彦の両ギタリストが左右の花道へと飛び出した。
続いて「エリーゼのために」「唄」「無知の涙」と、より一層妖しさを増した楽曲が披露され、場内に配されたいくつものシャンデリアが赤く煌めいた「ROMANCE」に続き、櫻井敦司(Vo)の「ダンスしよう」という囁きから「独壇場Beauty –R.I.P.-」へとなだれ込む。
一瞬の静寂から眩い光が差し、「GIRL」で穏やかな空気が場内を満たしたかと思えば、疾走感あるロックナンバー「Jonathan Jet-Coaster」では樋口豊(B)とヤガミ・トール(Dr)のビートに乗せて、観客が一体となった。
「極東より愛を込めて」ではステージに大量の炎が噴出する迫力の演出。そして、“愛と死 出会いと別れ”を歌った「Memento mori」のあと、この日が9月11日ということから「世界中が忘れられない日ですね。音楽を楽しんで、人生を楽しんでいきましょう」という櫻井の言葉とともに、「世界は闇で満ちている」で本編が終了。
アンコールでは、過去すべての「Climax Together」で披露された「JUPITER」に続き、「無題」「夢魔- The Nightmare」を披露。鳴り止まない歓声に応えたダブルアンコールでは新曲「New World」を初披露し、ライヴタイトルにもある「CLIMAX TOGETHER」をもって、この特別な一夜が幕を閉じた。
番組は、この日に披露された全21曲を全て放送する。さらに同日、'92年、'04年に開催された過去の「Climax Together」と、これまでのミュージックビデオを一挙放送する。伝説を作り続けるBUCK-TICKの真髄を、その目で確かめよう。
【「 CLIMAX TOGETHER 3rd 2016」放送楽曲】スピード/MACHINE-Remodel-/エリーゼのために/唄/無知の涙/羽虫のように/ドレス/ROMANCE/独壇場Beauty -R.I.P.-/GIRL/メランコリア -ELECTRIA-/Jonathan Jet-Coaster/極東より愛を込めて/Memento mori/世界は闇で満ちている/JUPITER/無題/夢魔-The Nightmare/New World/Alice in Wonder Underground/CLIMAX TOGETHER
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