テレビアニメ、劇場アニメなど、この秋話題の新作アニメに注目し、出演者のインタビューを通して作品やキャスト・スタッフの魅力を紹介する。
TBSほかで放送中のアニメ「ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」(毎週金曜夜1:55-2:25ほか)は、バレーボールに青春を懸ける男子高校生たちの姿を描くアニメ第3期。
高校1年生の日向翔陽(CV.村瀬歩)や影山飛雄(CV.石川界人)が所属する烏野高校排球部は、宮城県代表決定戦に出場しライバル校と熱戦を繰り広げる。因縁の宿敵・青葉城西を破った烏野は決勝戦へと駒を進め、今大会の最強チームと目される白鳥沢学園高校と激突する。
本作で、主人公ら烏野高校排球部の前に立ちふさがる強敵、白鳥沢学園高校バレーボール部主将・牛島若利を演じる声優・竹内良太へのインタビューその2では、作品にちなみ影響を受けた人物や自身の“頂の舞台”について、さらに作品の見どころを聞いた。
【「新作アニメ、声優インタビュー!<竹内良太>その1」より続く】
――主人公の一人・日向翔陽は “小さな巨人”に憧れてバレーを始めますが、ご自身が影響を受けた人や物などがあれば教えてください。
母親の仕事に対するひたむきさや熱意ですね。母親の働く姿を見て、小さいながらもそれらを大事にしていきたいなと感じましたし、自分の仕事に対する向き合い方にも影響を受けたと思います。ひたむきさは、牛島にも感じられる部分です。「ハイキュー!!」の原作もアニメも作画に迫力があるので、ボールに触りたいなと思ったり、牛島みたいなスパイクが打てたら良いなと憧れたりしますね。牛島自身も周囲が言うように“バレーばか”なので、一つのことに打ち込みたいと思わせてくれる作品だと思います。
――では、ご自身にとっての“頂の舞台”とは何ですか?
すごく悩んだんですけど…役者として表現者として続けていきたいので、いつまでも“頂”は見たくない、登り続けていきたいと言うのが本音です。ただ、作品が完成してお客様に届いた時にいただく感想や反応が、僕たちの“頂の舞台”の一つだと思います。役者だけでなくスタッフさんたちと作品を作り上げ、お客様からいただいた感想などから新たな道だったりハシゴだったりができて、また登って頂を見て、また登ってという繰り返しなんじゃないかな?と思います。
――最後に、作品の見どころを教えてください。
白鳥沢は常勝高校で勝って当たり前の状態ですが、烏野自体は実力を付けて迫ってくるので、そこから生まれる焦りや緊張が出てくる決勝戦になっています。なので、追い詰められたからこそ発揮される白鳥沢のパワーみたいなものに注目してほしいです。牛島が作中で「うちが一番強い」と言っていたチームが追い詰められ、手に汗握る展開になっていますし、白鳥沢と烏野のプレースタイルの違いが演技でも分かると思うので、楽しんでいただけると思います。
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