京都の老舗和菓子店「福家堂本舗」を舞台に、3姉妹が恋や夢に奮闘する姿を描くAmazonプライムのオリジナルドラマ「福家堂本舗‐KYOTO LOVE STORY‐」が好評配信中。同作に出演するキャストたちが、撮影エピソードを語りつくすリレー連載の第3回は、宮野陽名とハナの初恋相手である庵智役を演じる前田旺志郎の対談。“初恋”そのもののような2人のキュンキュンSHOTも!
宮野「今回、お芝居は初めてだったのですが、スタッフさんも共演者の皆さんも明るくて、楽しく演技できました。でも、撮影が進むごとに、だんだん緊張してきて。監督さんに言われたことをやるには頑張らないと!と思いました。役どころのハナちゃんと同じで、私は三姉妹の末っ子なので、共感する部分が多かったです。お姉ちゃんたちがお母さんに怒られるのを見て、これやっちゃダメなんだなーって」
前田「下って得だよね」
宮野「得です(笑)!」
前田「僕は庵くんとは全然違う性格。自分がかわいいと思った子に『かわいいなあ』とか言えへん(笑)! 自分が中学生のときは面と向かって女の子としゃべることも恥ずかしいって思ってたのに」
宮野「庵くんは気持ちをズバッと言っちゃう性格なので、お芝居でも普通にキュンキュンしちゃいました!」
前田「良かったー。なんなん、こいつ?って思われてたらどうしようって思ってた(笑)」
宮野「大丈夫です(笑)」
前田「常にストレートに伝える役なので、最初はすごく恥ずかしかったです…。撮影で陽名ちゃんと初めて会ったときは、微妙な距離感やったもんな。でも、最初はあんまりしゃべってなかったけど、少しずつしゃべるようになって、一緒にやっていて楽しかった。シーンもそうですし、撮ってないときも普通にしゃべってて楽しいなって思ってました!」
前田「原作を読んだんですが、実は少女漫画を手にとったのは初めてだったんです。めっちゃドキドキして、うわーすげー!みたいな気持ちになって(笑)。読んでるだけで恥ずかしくなるくらい、キュンキュンしますよね。夜も寝られへんくらい! 少女漫画ってすごいなって思いました」
宮野「(笑)」
前田「初めて読んだからさ。普段読む?」
宮野「あまり読まないです。友達に勧められて読むことはあるけど」
前田「めっちゃキュンキュンせえへん?」
宮野「キュンキュンします! 私はどちらかというと小説を読むことの方が多いんですが、この原作を読んで、ほんとにキュンキュンしちゃいました!」
前田「三姉妹の恋愛の仕方もバラバラで。僕はあられちゃんと健ちゃんの恋愛が理想かなーとか、雛さんみたいな恋愛もあんねんなーとか、すごく勉強になる」
宮野「勉強(笑)!? みんなそれぞれだもんね」
前田「いろんな恋愛の仕方あんねんなーって。遠距離恋愛もいいですよね。ちょっとやってみたい」
宮野「(笑)」
前田「三姉妹の中では、あられちゃんが自分と合うかも。何でもガンガン言うところは、僕も関西出身なんで、え?って思ったりせえへんし」
宮野「そうなんですね」
前田「本音を言い合える関係がいいよね」
宮野「いいですよね!」
宮野「今回、お芝居でもプライベートでも初めて着物を着ましたが、気持ちがシャキッとなるんですよ」
前田「僕は洋服のシーンばかりだったから、みんなの着物姿を見ていて、僕も着たいなーって思ってました。着物を着るとピシッとするし、かっこいいし」
宮野「私も制服のシーンが多かったので、着物のシーンは嬉しくてテンションが上がりました!」
前田「そういえば、僕は抹茶を飲むシーンがあったんです。リハーサルは飲むふりでやっていて、本番で初めて飲んで、こんなに苦いん!?ってびっくりしたわ」
宮野「撮影中全然気付かなかったですよ」
前田「全部飲み干すシーンなのに、苦い顔できないから、茶碗で顔を隠して何事もないようにしたわ(笑)」
宮野「確か…カットかかった途端に『苦っ!』って言ってましたよね(笑)」
前田「ほんとにめっちゃ苦かってん!」
宮野「(笑)。私は京都の撮影のとき、蚊にすっごく刺されて大変でした(笑)。でも、休みの日には清水寺や伏見稲荷神社に行って観光して、京都を楽しみました!」
前田 「ずっとかまれてたな」
宮野「でも、現場では共演者の皆さんから優しくしてもらって、ほんとに楽しかったです。早見さんと佐々木さんが、市原さんと山下さんをイジったりする場面をときどき見掛けたりしました(笑)」
前田「僕は早見さんや市原さんたちと現場で一緒になる機会が少なかったけど、入りずらさが全然なくて。すごく楽しい雰囲気だったから、もっと一緒にしゃべりたかったなー」
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