「東のエデン」などで知られる神山健治監督が父と娘の感動のアニメーション映画を描く、'17年3月18日(土)公開の「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」より、主演の高畑充希に次ぐ第2弾キャストが発表された。
高畑が演じる主人公・森川ココネの父親・モモタローを演じるのは声優初挑戦となる江口洋介。ココネの幼なじみ・モリオを演じるのは、アニメ「僕だけがいない街」の好演で声優としても高い評価を得た満島真之介だ。幼なじみの男女のドキっとするような関係性を絶妙に演じた。いずれも映画の舞台となる岡山の方言での演技に挑む。
そして巨大自動車会社“志島自動車”の取締役にして、モモタローを陥れようとたくらむ渡辺役に、悪役を楽しんで演じたという古田新太。そして、その自動車会社会長・志島一心を演じるのは、意外にも“アニメに憧れを抱く”という名優・高橋英樹という豪華なキャスティングとなっている。
なお、アフレコを終えたキャスト陣のコメントは以下の通り。
【高畑充希コメント(森川ココネ役)】
大阪生まれの私にとって、岡山弁でのセリフはとても難しかったです。私が演じるココネという役は、さっぱりしていて、タフな女の子。たまに見える弱さも含めて、とてもチャーミングな役です。劇中に、ハーツというキャラクターが出てくるのですが、自分が指令してロボットが動く、というのは、感激でした。
この映画は家族の物語です。とにかく“前進力”のあるココネちゃんを中心としたスピード間のある作品なので、家族みんなで楽しめる映画だと思います。
【満島真之介コメント(モリオ役)】
僕が演じたモリオは、主人公ココネに引っ張られながらも、自分の持ってる力を駆使して彼女を守る、純粋な青年です。高畑さんとは、初めてご一緒させていただきましたが、素晴らしいですね。いろいろなことに果敢に挑戦されていますし、1つ1つをしっかりとものにしている。
神山監督の全てが詰まった、“神山ワールド”全開の作品になってます。参加させてもらえて飛び上がるほど嬉しかったです。完成おたのしみに!
【古田新太コメント(渡辺役)】
声のお仕事は何度もさせていただいているのですが、毎回本当に楽しく、今回も楽しく参加させてもらいました。お芝居って、どれだけうそをつけるかだと思っていて、それで言うと声のお仕事は役者の姿も見えないですし、大うそじゃないですか。アニメーションの絵によって、何にでもなれるところが楽しいですよね。
【前野朋哉コメント(雉田役)】
声優をさせていただける機会があまりないので、まずとても楽しかったです。年齢設定が自分よりも上だったので、声を少し低くして、なじめるように演じました。この作品は、とにかく主人公のココネちゃんがとてもかわいいです。そして、僕の地元でもある岡山が舞台ですので、すてきな風景とかわいらしいココネちゃんを見にぜひ劇場へお越しください!
【高橋英樹コメント(志島一心役)】
アニメーションというのは、実写ではあり得ないアングルを映せる、憧れのようなショットが撮れるので個人的に好きなジャンルです。監督にも娘さんがいらっしゃるので、監督とは娘の話をしたりして、役柄に共感しながら演じました。
私が演じた志島という男は、ちょうど私の父のような一世代前の“日本男児”なのだと思います。そう考えると現在の方が親子の距離感が近いですよね。私も娘がいますけど、やはり親子の物語はいいですよね。
【江口洋介コメント(森川モモタロー役)】
初めてのアフレコでしたので、せりふとせりふの間の、間の取り方や岡山弁が難しかったですが、後半は慣れて、発声の際の声の圧の楽しみ方が分かった気がしました。
自動運転や、オリンピックなど近未来的世界を描いたファンタジーですが、ココネの父親として、娘と父の関係性を客観的に感じながら演じました。
この映画は、ぜひ女の子に見て欲しいですね。
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