出川哲朗、知念侑李は「28年前のチェン(内村)と似てる」

2016/11/09 05:00 配信

芸能一般

出川哲朗が“盟友”内村光良監督の晴れ舞台に友情登壇!(C)「金メダル男」製作委員会

内村光良が初の原作・脚本・監督・主演を務める映画「金メダル男」の大ヒットを記念し、内村監督とW主演を務めたHey! Say! JUMP・知念侑李が、8日都内で行われた大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。

本編を見終えた観客が待ち構える中、盛大な拍手に包まれながら内村と知念が登場。

司会から映画公開に対する反響について問われると、内村は「いろんな感想がありますが、『知念かわいい』が多い(笑)。『知念かわいい、知念かわいい、たまに監督ありがとうございます』みたいな感想が多くて(笑)」とほほ笑む。

本作が子供から大人まで、幅広い年代から支持を受けていることについては「(観客が)家族連れの方が多かったというのが意外で。この層が来るんだとびっくりでしたね。知念のファンの子と俺のたまにいる野郎どものファンばかりなイメージだったので(笑)。それはとてもうれしかったですね」と語った。

知念も本作の反響の高さについて「めったに見に行ってくれないメンバーの高木雄也が見に行ってくれました。見終わった後はずっと僕が出ていたあるシーンの物まねをしていて(笑)。でもうれしかったですね」とそれぞれ率直な感想を語った。

司会から、あらためて主演俳優としての知念について問われると、内村は「知念の演技を褒められているとうれしくてね。本当に大画面に映える子だなあと思います。『坂本龍馬の一生』という創作ダンスのシーンとか、あとは土屋太鳳ちゃんとの鳥のダンスのシーンなんかもそうですけど、本当にダンスに長けている子なので。画面に映える子だなあとずっと思ってました」としみじみ語った。

対する知念も「ダンスは大好きなのでたくさんの人に見てもらえたらうれしいなと思って踊っていました。でも劇団で踊るところでは下手に踊ってくれと言われて。今までそんなこと言われたことがないので、なんか新しい感覚でしたね」と暴露。

内村はすかさず「本気でやると他の劇団員の役とバランス取れなくなっちゃうから。『新人劇団員の役だから』と言ったんですけど、すごく不服そうな顔をされましたね(笑)」と、2人で撮影当時を振り返った。

そしてイベントでは内村の“盟友”である、出川哲朗がサプライズで登壇。本作にゆかりがあり、長年親交がある人物として紹介されて現れた出川は「ちょっといかにも(主題歌を担当した)桑田(佳祐)さんが来る、みたいなフリやめてくれる!?」とツッコミながらも、「やっぱりチェン(内村)の映画ということで、私が来ないと駄目だと思って来ました!」と語り、会場を盛り上げた。

映画を見た感想を求められると「正直すごいジェラ(ジェラシー)でしたね。こんだけ笑えてあったかくて、最後は明日に向かって上を向いて歩いていけるような映画。自分の夢を実現して、面白い映画を作って…これはそれに対するジェラです」と熱弁を振るった。

さらに出川から内村と知念へ、それぞれメッセージ入りの“金メダル”を贈呈する場面も。

まずは内村に向けてメッセージを求められると「チェンは自分の夢を諦めずにやり遂げた。出会って30年以上たちますが、初めて会ったときチェンは『映画を撮りにこの学校に来た』と言いました。最初は『何を言っているんだこの白い青年は』と思ったけど、まさかそれをやり遂げるとは。

しかも3本も撮って。『金メダル男』はこんなにヒットもして! その精神はすごいと思います。サザンの桑田さんが曲を書いてくれる。非常に胸が熱くなりました。とにかく頑張りました!!」と盟友への熱い思いを語る。

一方、知念に対しては「監督のチェンに興味を見せず、こびもせず、逆にすがすがしい!(笑) しかも28年前のチェンと似てる部分が多くて、チェンそのものだなと思いました。ジャニーズで一番ダンスがうまいって豪語する頑固な部分も似てる!」と語り、場内は爆笑に包まれた。