アップアップガールズ(仮)は、自身が初となる武道館公演で、アップアップガールズ(2)と題して、追加メンバーオーディションを行うことを発表した。メンバーと同様の志を持った12歳から23歳の女性が対象で、「夢を諦められない人」は応募資格がなくても応募が可能。メンバーに関する詳細は未定とのこと。発表を行った仙石みなみは「私たちも20代だし、若い世代に入ってきてほしい」と切実な思いを語った。突然の発表にメンバーもファンも騒然としたが、初の武道館公演はサプライズの連続だった。
アップアップガールズ(仮)はハロプロエッグ出身の7人で構成されるアイドルグループで、インディーズのアイドルとして武道館で単独公演を行うのは今回が初。
オープニングは、空手の黒帯を持つ佐保明梨による氷柱割りでスタート。キレイに氷を割ると佐保は、「武道館、盛り上がっていこうぜ~」と開始の掛け声を発した。
初めて武道館に立った感想では、新井愛瞳は「この感動を、先輩の言葉を借ります。『ライブハウス武道館へようこそ~』」とBOOWYの名セリフを再現。佐保は「ハロプロエッグ時代のメンバーも駆けつけてくれて、みんながお祝いしてくれています。私も破壊活動をしたいと思います」と爆弾発言。佐藤彩乃は「武道館は無謀なことだと言われていましたが、みなさんのおかげで夢を叶えることができました。私たちと一緒に楽しんでください」と大はしゃぎ。
「リスペクトーキョー」では、サプライズゲストとしてゆるキャラが登場。新井の出身地の群馬県から「ぐんまちゃん」。関根梓の出身地の長野県から「アルクマ」が登場し、メンバーとパフォーマンスを披露した。古川小夏はテンションが高まり、「回っちゃうよ~」と武道館で初となる前転を披露。また、小林幸子に直談判して借りたという衣装セットを佐保が着たり、センターステージで観客と「パーリーピーポーエイリアン」を踊ったり、三社祭りから借りた神輿に乗った仙石みなみをDDTプロレスのレスラーが担いで登場するなど、観客の度肝を抜く演出が続いた。
ライブはアンコールを含め、全22曲を披露。初めての武道館を味わい尽くした佐藤彩乃は「また必ずこの場所に帰ってくるから」とファンに挨拶をし、会場を後にした。
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