日本のアダルト業界をけん引するメーカーが集結し、アダルト業界全体の発展を目的とするAVファン感謝祭「Japan Adult Expo 2016」が東京・ディファ有明で11月10日・11日に開催された。
同イベントは2014年から始まり、今年で3回目。アダルト業界の“秋の祭典”ともいうべき国内最大級規模のイベントで、多数のセクシー女優がステージや各メーカーの出展ブースに入れ代わり立ち代わり登場、ファンとの交流時間も多く設けられている。
初日には“アダルトビデオ日本一決定戦”と題された「AV OPEN 2016」の授賞式も行われた。同授賞式は、9部門にエントリーされた作品の中から、DVD、配信、レンタルの売上合計金額でグランプリを決定。
受賞結果は下に記載した通り。高橋しょう子の7冠と、前回3位からのリベンジを果たした佐倉絆の部門1位が印象に残る授賞式となった。
ステージでは両日とも、ブルマ姿でのセクシー運動会や、生着替えなどが行われ、会場は常に熱気を帯びていた。
11日のステージで特に注目を集めたのはセクシーアイドルユニット・ミリオンガールズZのライブ。メンバーの星美りかは12月に惜しまれつつも引退、そして友田彩也香は同月Million卒業が発表されている中でのステージが始まる。
おなじみのオリジナル曲「1000000テレパシー(ミリオンテレパシー)」「Love Kiss Baby」「Kampai Fighter」に加え、今回初出しとなる新曲「Liar/99999999」も披露し、キュートなパフォーマンスで観客のテンションは最高潮に。
MCでは、いつも満開の笑顔を見せてくれる星美も複雑な表情になり改めて引退宣言。続いて友田のミリオン卒業のあいさつがあり、残るメンバーの佐倉からソロデビュー…ではなく、活動休止が発表された。進行役の成瀬心美からは、ミリガのライブは最高という言葉と、ステージの袖で見ている元メンバー・桜井あゆが涙を流している様子が告げられた。
この日全力で会場を盛り上げ、笑顔で舞台を下りたミリオンガールズZは、東京・渋谷DAIAで行われる12月6日(火)のライブ「ミリオンガールズZ LAST GIGS」をもって活動休止に入る。
【「AV OPEN 2016」受賞結果】(主な出演女優名、メーカー名で表記)
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<総合部門>
総合グランプリ…高橋しょう子(MOODYZ)
<特別表彰部門>
セル売上1位・配信売上1位・レンタル売上1位…高橋しょう子(MOODYZ)
AVバロンドール(業務関係者間投票第1位)…「護符天誅!幽幻導師列伝 熟女キョンシーに挑む~」(センタービレッジ)
<ジャンル部門>
女優部門…第1位:高橋しょう子(MOODYZ)、第2位:飛鳥りん(SODクリエイト)、第3位:八神さおり(E-BODY)
企画部門…第1位:-(ナチュラルハイ)、第2位:AIKA、鈴木心春(kawaii*)、第3位:霧島さくら他(グローリークエスト)
バラエティ部門…第1位:石原莉奈(BeFree)、第2位:- (はじめ企画)、第3位:-(DOC)
素人部門…第1位:翼(S1)、第2位:-(DEEP’S)、第3位:-(PRESTIGE)
マニア・フェチ部門…第1位:-(DANDY)、第2位:三原ほのか(MVG)、第3位:JULIA(OPPAI)
ハード部門…第1位:佐倉絆(REAL)、第2位:尾上若葉/澁谷果歩/森はるら(ZIZ)、第3位:-(サディスティックヴィレッジ)
ドラマ・ドキュメンタリー部門…第1位:川上奈々美/倉多まお(アタッカーズ)、第2位:小西安奈他(FAプロ)、第3位:月島ななこ/椎名そら(ビビアン)
人妻・熟女部門…第1位:光井ひかり(Madonna)、第2位:佐々木あき(Million)、第3位:-(ホットエンターテイメント)
乙女部門…第1位:柏木ゆり菜他(PRESTIGE)、第2位:相原翼/碧木凛/琴羽雫/いろはめる(ミニマム)、第3位:本田亜莉沙(キチックス/妄想族)
<ファン投票部門>
作品賞…第1位:高橋しょう子(MOODYZ)、第2位:飛鳥りん(SODクリエイト)
女優賞…第1位:高橋しょう子(MOODYZ)
男優賞…第1位:田渕正浩
監督賞…第1位:真咲南朋
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