11月20日に名古屋・愛知県芸術劇場で、SKE48のコンサート「みんなが主役!SKE48 59人のソロコンサート ~未来のセンターは誰だ?~」の2日目公演が昼と夜に行われ、夜公演では研究生の正規メンバーへの昇格も発表された。
■昼公演 多彩のゲストとSKEメンバーのコラボが実現
昼公演にはさまざまなジャンルからのゲストが出演。まず、トップバッターを務めた松村香織はトレンディエンジェル・たかしと共に登場。2人はSKE加入以前の松村がメイドカフェで働いていた時に、たかしが客として店を訪れていたという間柄。“トレンディかおたん”として漫才を披露し、会場を盛り上げた。
さらに、将棋好きな鎌田菜月は将棋棋士の加藤一二三と“知力・体力・運”の3番勝負を行うと、大の子供好きの大矢真那は「まさなさんといっしょ」と教育番組風に銘打ち、「さんぽ」や「だんご3兄弟」などを速水けんたろうや子供たちと歌った。
一方、荒井優希は「窓際LOVER」を歌唱中、“長い髪落ちると右耳にかきあげながら…何想う?”のフレーズで歌うのを止めると、「髪の毛切っちゃおう」と言いその場で自身の髪をばっさりと約20cmもカット! ファンが驚いている中、“ショートカットの髪 大人になったふり”という一節のある「涙の湘南」を、大きなコールを受けながら熱唱した。
また、この日に23歳の誕生日を迎えた佐藤すみれは、「きょうのためにメンバーにも内緒で準備してきました」と言うとステージにドラムセットが登場。「SKE48に移籍して、今皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。移籍してきて本当によかったな。毎日がすごく楽しいです。今このキラキラした姿を見てほしいと思います」と気持ちを語り、ドラム演奏をしながら「強がり時計」を歌うパフォーマンスを披露した。
そして、古畑奈和は得意のサックスで「孤独なバレリーナ」を演奏。事前に収録した4人の自身の映像と共に五重奏を会場に響かせると、続けて「10クローネとパン」を表現力豊かに歌い踊り、作り上げられた1つの世界観にファンを引き込んだ。
昼公演の最後は北川綾巴。トップリード・新妻悠太が書き下ろした脚本で、俳優・大矢剛康と二人芝居を演じ切ると、会場からはスタンディングオベーションと大きな歓声が。北川は「『みんなどんな反応するんだろう?』って緊張していたんですが、こんな反応をしていただいて…やってよかった!」と涙で目を潤ませた。
■夜公演 終演間際にサプライズが
夜公演にはSKEのキャプテン・斉藤真木子とエース・松井珠理奈が登場。大阪出身の斉藤は吉本新喜劇の帯谷孝史との新喜劇に挑戦。関西弁で行われる威勢のいいやりとりで会場に笑いを巻き起こすが、斉藤からは「大阪人がみんな面白かったら新喜劇なんて必要ない!」と普段メンバーから“スベりキャラ”扱いされていることへの恨み節も。
松井は自身のステージを「珠理奈、踊ってみた」と題し、黒いドレスに身を包み「Dear J」「UZA」「Escape」を披露。さらに、赤いドレスに早着替えして「赤いピンヒールとプロフェッサー」を踊り、圧巻のダンスパフォーマンスを見せた。
そして、アンコールで舞台にメンバー59人全員がそろっているところに、タキシード姿の湯浅洋支配人が登場。チームE「SKEフェスティバル」公演初日に名を連ねた浅井裕華と末永桜花のチームEへの昇格や、チームS公演で松井珠理奈のアンダーを務める町音葉のチームS昇格など、7期研究生とドラフト2期研究生計8人の正規メンバー昇格が発表された。
詳細は下記の通り。
・7期研究生…浅井裕華(チームE)、太田彩夏(チームKII)、末永桜花(チームE)、高畑結希(チームE)、町音葉(チームS)
・ドラフト2期研究生…一色嶺奈(チームS)、上村亜柚香(チームS)、水野愛理(チームKII)
※()内は昇格先所属チーム