'17年9月公開の映画「トリガール!」がクランクアップを迎え、主演の土屋太鳳の他、間宮祥太朗、高杉真宙、池田エライザ、矢本悠馬からコメントが到着した。
■土屋太鳳(思ったことはすぐ口にする、毒舌ツッコミ女子/鳥山ゆきな役):本当に幸せな夏でした。撮影が終わってほしくない、まだ飛んでいたい、着水したくない! なのに終わってしまって…勝手に続編を作りたいくらいです。
英監督に私の心は全部見通されていて、その上で、全力で見守っていただきました。英組という翼に乗ったからこそ、私はこの夏を飛べました。
この作品に関わる全ての方々に心から感謝を伝えたいですし、この作品に恥じない生き方をしようと思います。そしてぜひ! たくさんの人に見ていただきたい! ゆきなたちと一緒に、心を解き放ってください。
■間宮祥太朗(「クローズ」かぶれのヤンキー先輩/坂場大志役):トリガール、無事にクランクアップいたしました。私は坂場大志という役を演じさせていただきました。まず一言、この映画は面白いはずです。自転車で言うなら一番重いギアを全速力でこいでいるような芝居をみんながしています。実際にそんな撮影もしましたが。
撮影はほぼ肉体労働でしたし、せりふは売り言葉と買い言葉のラリーの応酬。とても自由に楽しく過ごさせて頂き幸せでした。それができたのも監督と土屋太鳳さんをはじめとする今回のトリガールのチームワークによるものです。
鳥人間コンテストも数多くある部署のたくさんの人間が一機の機体を飛ばすこと、ただ一点に持てる技術と意識を集約しますが、まさにそれ、という感じでトリガールの撮影は行われました。そんな私たちのフライトをぜひ見逃さず、刮目(かつもく)してくだされば幸いです。
■高杉真宙(女の子が勝手に勘違いする!? 無自覚詐欺師のイケメン先輩/高橋圭役):映画「トリガール!」が無事に撮影終了しました! TBTとみんなと過ごした夏は、本当に楽しい時間でした。英監督との初めてのお仕事に、すごく刺激もいただきました。
僕が演じた高橋圭は、あまり大声を出すことがないタイプの子ですが、大声を出すシーンがあったんです。監督から「思い切りやっていい」と言われ、どこまでやっていいか分からなかったので、テストから思い切りやったんです。監督からは「声枯ちゃうよ?」と言われたんですが(笑)、そんなふうに最初から全力でやれたことがすごく楽しくて「大丈夫です!」って言ってしまったのを覚えてます。
それ以来、演技をするとき「やり過ぎだ」って言われない限り、自分の中で「ここまで」って枠を作らないようになりました。「トリガール!」で変われたことが、今の自分の演技にもつながっています。
みんなと力を合わせて「琵琶湖の上を飛ぶ」という一つの目的に懸ける青春を送った「トリガール!」を、ぜひたくさんの方に見ていただけるとうれしいです。
■池田エライザ(唯一の常識人!? 理系大学内での貴重な女子仲間/島村和美役):私が演じさせていただいた和美はとても人間くさく、温かくすてきな子だと思います。コミカルでポップな世界の中で、奇数のように割り切れない気持ちでいるにもかかわらず、とても透明な気持ちで居続けられる彼女に、少しでも寄り添えるように、私自身和美という女の子を、一番に理解し、愛しながら挑みました。和気あいあいとした現場の空気が伝わると思います!
■矢本悠馬(人力飛行サークル<T.B.T>部員を率いるリーダー/古沢役):控えめに言っても、あの夏は最高に楽しかった。それは、トリガールに参加させていただけたからといっても過言ではない。現場では日々持ち合わせてるエネルギーを全て使い果たすつもりでパフォーマンスに努めました。
台本から飛び出す勢いで自由に演じさせていただきました。英監督、ありがとうございます。そして、すみませんでした(笑)。どの夏よりも貪欲に働いた印象です。
【ストーリー】一目ぼれした先輩・高橋圭(高杉真宙)に誘われるままに「人力飛行サークル<T.B.T>」に入部した鳥山ゆきな(土屋太鳳)。
幸せいっぱいの彼女の前に現れたのは、サークル史上最高のパワーを持つ先輩・坂場大志(間宮祥太朗)。ヤンキーかぶれの坂場を一瞬で大嫌いになったゆきなをよそに、圭先輩、坂場先輩との3人だけのパイロット班が始動する。
憧れの先輩と空を飛ぶバラ色の夏のはずが、大嫌いな先輩との夏に。鳥山ゆきな、この夏、恋心と毒舌で空を飛ぶ!
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